5Gの次世代にあたる通信規格「6G」や5Gの進化版「5G evolution(高度化5G)」はどのようなものになるのか、ドコモがコンセプトを提示しました。詳細は以下から。
これがドコモが提示した5G evolutionおよび6Gの技術コンセプト。1月23日(木)から1月24日(金)まで東京ビッグサイトで開催する「DOCOMO Open House 2020」で展示されるものです。
超高速・大容量、超低遅延、宇宙までカバーする超広範なカバーエリア、超高信頼通信、超低消費電力、超多重接続を目指しています。
具体的には100Gbpsオーバー、人口カバー率でなくエリアカバー率100%、1ms以下の超低遅延、充電不要な超低消費電力端末などを想定しています。
それらを支える次世代技術のイメージ。超高速通信を実現する一方、エリアが非常に狭い「ミリ波」のカバーエリアや上り速度の改善などが盛り込まれています。
高度20kmに基地局を飛ばすHAPSの利用や……
300GHzという超超高周波数帯の利用
VM-MIMO技術
公衆ネットワークと産業向けの個別ネットワークを組み合わせることで、さらなる高信頼を実現するアプローチなどが考えられています。
なお、6Gが活躍するのは2030年代を想定。おおよそ10年サイクルで通信規格の世代が新しくなっていく構図です。
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