印刷された同人誌を見て「会心の色使いで塗れたはずが……」「もっとビビッドな色を選んだつもりなのに」と嘆いたことがある同人作家さんは必見です。詳細は以下から。
広島の印刷会社・栄光の公式ページによると、同社は5月から「RGB入稿を推奨」し標準化することとしたそうです。
一般的に同人誌はRGB(レッド、グリーン、ブルー)を混ぜて色を表示する環境(パソコンのモニターなど)で作成されますが、印刷はCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)のインクを混ぜて行われるため、入稿時にRGBからCMYKへの変換が必要となります。
しかしRGBからCMYKへ変換する際に色味が変わってしまうため、「原稿とイメージが違う」と戸惑う同人作家さんが出てくることがかねてから問題となっていました。
なお、栄光が「RGB推奨」を標準化した背景としてプロ用のCMYK変換ソフトの品質が向上したことが挙げられていますが、ソフト単体での改善度合いはわずか5%程度とのこと。
そこにプロが微調整を行うことで、よりオリジナルに近づけてくれるということなので、よほどの自信がない限りは栄光の職人さんたちにお任せしてしまうほうが良さそうです。
ちなみに栄光では早割の対象者を拡大するなどのキャンペーンを実施中。在庫預かりが6ヶ月無料など、うれしい特典も提供されています。
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