世界初となる1億800万画素カメラ搭載の格安スマホ「Xiaomi Mi Note 10」で日本参入を果たしたXiaomi。
そんな同社が「2万円台で買える5Gスマホ」を発表してしまいました。はっきり言って価格破壊もいいところですが、驚くべきはその性能です。詳細は以下から。
これが今回発表された「Xiaomi Redmi 10X」「Xiaomi Redmi 10X Pro」。画面内指紋認証やHDR 10/10+に対応したコントラスト比430万:1、明るさ800nitのキレイで見やすいSamsung製フルHD+(2400×1080)有機ELディスプレイ搭載の防滴スマホで、前面と背面に割れにくく傷つきにくいゴリラガラス5をあしらっています。
Xiaomi Redmi 10X Proの背面カメラは暗いところでも撮れるメインカメラ(4800万画素)、119度超広角カメラ(800万画素)、30倍ズーム対応のズームカメラ(800万画素)、マクロカメラ(500万画素)の4眼構成。フロントカメラは2000万画素です。
Xiaomi Redmi 10Xはズーム・マクロカメラの代わりに深度カメラ(200万画素)を備えた3眼構成となり、フロントカメラは1600万画素に。いずれも一般的なスマホの1.5倍にあたる4520mAhの大容量バッテリーを備えています。
プロセッサにはAnTuTuベンチマーク41万を誇るMediaTekの5G対応プロセッサ「Dimensity 820」を採用し、ヒートパイプや5層のグラファイトで発熱対策も。「Snapdragon 855と並ぶ性能」と言えば、そのえげつなさは理解できるでしょうか。
5Gに対応したデュアルSIMスロットを備えるなど、えげつない仕様の「Xiaomi Redmi 10X」シリーズ。
携帯各社の5Gスマホが10万円を優に超える中、2万4000円から買えるという驚きの価格設定となっています。
・Redmi 10X
6GB RAM/64GB ROMモデル:約2万4000円(1599人民元)
6GB RAM/128GB ROMモデル:約2万7000円(1799人民元)
8GB RAM/128GB ROMモデル:約3万2000円(2099人民元)
8GB RAM/256GB ROMモデル:約3万6000円(2399人民元)
・Redmi 10X Pro
8GB RAM/128GB ROMモデル:約3万5000円(2299人民元)
8GB RAM/256GB ROMモデル:約3万9000円(2599人民元)
なお、Redmi 10Xには4G対応の廉価版もラインナップ。コントラスト比1500:1の6.53インチフルHD+(2340×1080)液晶にMediaTek Helio G85、4800万画素4眼カメラに5020mAhバッテリーなどを備え、4GB RAM/128GB ROMモデルは約1万5000円(999人民元)からと、かなりの破格です。
スペックをまとめるとこんな感じ。見れば見るほど2万円台で実現できる性能とは思えず、コストパフォーマンスのえげつなさに驚かされます。
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