「1年間無料」に続いて「スマホ1円」で沸かせた楽天モバイルの実態を調査会社が明かしました。詳細は以下から。
ロンドンに本社を置く調査会社「Opensignal」によると、同社は楽天モバイルのネットワークを「下り速度」「上り速度」「動画視聴」「ゲームプレイ」「アプリでの通話」「4G接続率」の6つの観点で評価したそうです。
比較対象はドコモ、au、ソフトバンクの平均値。楽天のネットワークは下り速度、動画視聴で顕著に競合3社に引けを取っており、上り速度のみ若干有利であることが分かります。
また、東京・大阪・名古屋では楽天のネットワークを利用するユーザーが8割を優に超えるものの全国では45.3%にとどまり、ユーザーの大半がローミング先のau回線頼みという結果も。つまり楽天回線を使えるエリアはさほど広くないわけです。
さらに多くのユーザーが頼りにしているau回線(ローミング利用)は大して速くないため、楽天モバイルユーザーが「通信が高速」と感じることはあまりないかもしれません。
なお、動画視聴の品質もさほど高くなく、4月8日の正式サービス開始以降スコアが下がり続けているのが現状。
唯一のアドバンテージであるアップロード速度も伸び悩んでいます。
6月に提供開始予定だった5Gサービスが新型コロナウイルスの影響で延期された楽天モバイル。
超高速・大容量をうたう5Gがスタートすれば下り速度や動画視聴などの弱点は解消するのでしょうか。
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