あの杉田水脈議員が伊藤詩織さんを中傷したとして提訴されました。詳細は以下から。
◆杉田水脈議員、提訴される
毎日新聞社の報道によると、自分を中傷するツイートに繰り返し「いいね」を押されたことで名誉を傷つけられたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さんが自民党の杉田水脈衆議院議員に220万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴したそうです。
訴状によると、当時11万人のフォロワーがいた杉田議員が伊藤氏を中傷するコメントに繰り返し「いいね」を押したことは「限度を超えた名誉侵害にあたる」と主張しているとされています。
◆「いいね」以外の杉田議員の言動を振り返ってみました
なお、毎日新聞社は『SNS上での中傷が社会問題になるなかで、ツイッターでの「いいね」に法的責任を問えるかが焦点になる』としていますが、ここで振り返っておきたいのが杉田議員の言動。
イラストレーター・はすみとしこによる「枕営業大失敗」などと書かれた伊藤詩織さん中傷イラスト(編集部注:セカンドレイプ防止のため、イラスト部分はカットしてあります)を見た杉田議員は……
大笑いしていました。誰かが陰で泣いている話に満面の笑みを見せられる杉田議員の笑いのツボにはつくづく驚かされます。
杉田議員は都合が悪い話題になると「切り取られた」などと言ってのけますが、これらの動画は彼女と意見を共にする人々がアップしたもの。悪意ある編集など存在しません。
ほかにも「表現の拙さゆえに、結果的にそう受け止められる発言をした」「貶めるつもりはなかった」と杉田議員が釈明した伊藤詩織さんに関する発言。本人の発言なのでもちろんノーカットです。
まともな読解力の持ち主なら『杉田議員がまるで伊藤さんが自分から誘ったかのように決めつけ「恥ずかしい」「情けない」などと貶めた』と受け止めるしかない文章で、誤解を挟む余地がありません。(※国会議員の発言であるため、公益性を鑑み掲載しています)
決して「いいね」だけが問題ではない、杉田議員の言動。
誹謗中傷が問題視される中、国会議員が率先して行っていた中傷が法廷で白日の下にさらされることが強く望まれます。
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