かねてから大きく刷新されることが報じられているiPhone 12。
しかし売り上げが伴うとは決して限らないようです。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、iPhone 12は2020年後半に6300~6800万台出荷されるとみられるそうです。
これはiPhone 11発売当初に比べて500万台以上少ない数字。背景には新型コロナウイルスの影響で大量生産および正式発売のタイミングが、当初のスケジュールより4~6週間遅れる可能性が高いことが挙げられています。
なお、iPhone 12の出荷台数にはさまざまな不確定要素が絡んでおり、アメリカ政府が失業給付金を追加で支給した場合、1000万台近い出荷台数の上積み要因になり得るとのこと。
しかしトランプ政権の推進する中国排除政策でApple製品からTencentの「WeChat(メッセージング、SNS、モバイル決済アプリ)」が排除された場合、2020年のiPhone出荷予想台数(1億9000万台)から10%近く下がると予測されています。
有機ELディスプレイの採用拡大はもちろん、最上位モデルに新しいToFカメラが搭載され、手ぶれをセンサーが感知しイメージセンサーを移動させて補正する「センサーシフト手ぶれ補正」も実装される……など大幅刷新がウワサされているiPhone 12。
本体カラーに初のダークブルーモデルが加わるほか、mmWave(ミリ波)対応の5Gスマホになる予定で、筐体を供給するFoxconnや有機ELディスプレイを独占供給するSamsung Displayが大きな利益を得られるとみられています。
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