「月額2980円で1年間無料」の4Gサービスを打ち出している楽天モバイルが、5Gサービスを発表しました。詳細は以下から。
◆楽天モバイルの5G、本日からスタート
楽天モバイルのプレスリリースによると、同社は2020年9月30日から料金据え置きで5Gサービスを開始するそうです。これを受けて月額2980円の「Rakuten UN-LIMIT 2.0」は新プラン「Rakuten UN-LIMIT V」にグレードアップ。
先着300万人対象の「1年間無料」などの特典はそのまま、4Gも5Gも使い放題になるほか、既存ユーザーも2020年10月12日(月)から新プランに順次アップグレードされます。
5GサービスはSub-6とミリ波の両方で提供され、開始時点のエリアは東京都、神奈川県、埼玉県、北海道、大阪府、兵庫県の一部地域。
開始時点での通信速度は下り最大約870Mbps、上り最大約110Mbpsと他社の4Gを下回りますが、2020年11月中(予定)には下り最大約2.8Gbps、上り最大約275Mbpsへと増速されます。
また、本日から5Gスマホ「Rakuten BIG」の発売も開始。2020年6月から販売中の「AQUOS R5G」は、本日15時30分以降順次配信されるソフトウェアアップデートによって、5Gサービスを利用できるようになります。
1年間通信料無料の格安5Gスマホ「Rakuten BIG」を楽天モバイルが本日発売、画面内インカメラのノッチレスモデルに | BUZZAP!(バザップ!)
◆低価格、楽天ポイントで成長してきた楽天モバイル
◆「Rakuten UN-LIMIT 2.0」→「Rakuten UN-LIMIT V」移行で5Gも1年間無料に
◆オリジナルスマホ「Rakuten BIG」「Rakuten Hand」提供へ
◆楽天モバイルの5Gネットワークを支える技術
◆質疑応答
フリー石川:
5Gのエリアは狭くないか
楽天モバイル山田:
来年3月までに急速に展開していく予定。世界でも珍しくSub-6とミリ波を同時に始めるため、技術陣も頑張っております。
朝日新聞井上:
菅政権では携帯電話の値下げに意欲的ですが、2980円という値付けは政府の要求する値下げにどれくらい添えていると思うか。
楽天モバイル山田:
かなり思い切った価格戦略を取っておりますので、できるだけ多くの皆さまにご利用頂ければと思っている。ユーザーが増えれば(平均して)日本における携帯電話料金は下がると考えています。
フリー石野:
Rakuten BIGとRakuten Handを出したが、各社がスマホ本体価格を下げている中であえてオリジナル端末を出した理由は?ユーザーが5Gを意識せずとも使えるよう、面でエリア展開していくスケジュール感は?
楽天モバイル:
Rakuten Handは高いスペックを実現しながら低い価格でリリースできるようにした端末。5Gエリア展開はおいおい機会を設けて説明していきたい。周波数特性もあって5Gは4Gよりも面を作るのが大変。
ケータイWatch 関口:
最新の契約数は?4Gのみの契約はできなくなる?auとの5Gローミングは?
楽天モバイル:
4Gのみの契約はできなくなります。6月末での申込数が100万というところで勘弁頂きたいが、順調には伸びている。5Gについてはauさんとローミングするという話はございませんし、ローミングを受けるという話は将来的にもない。
?:
5Gの投資計画は2000億円程度だったと思うが、現状は?
楽天モバイル:
内容によっては増減するけれども、現時点では総務省に提出した2000億円という数字。
日経BP 堀越:
9/30時点での5Gは下り最大約870Mbps・上り最大約110Mbpsとのことだが、これは他社の4Gよりも遅い。その理由は?
楽天モバイル:
これはソフトウェアによるもので、アップデートを施すことで2020年11月中(予定)に下り最大約2.8Gbps・上り最大約275Mbpsのスループットを可能にしていきます。
日経BP金子:
12月末までに300万人契約は達成できそうか。
楽天モバイル:
いくかいかないか微妙なところだが、ペースとしては悪くない。
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