大画面版もラインナップされるとみられている2014年版iPhoneですが、リリースが従来よりも早まるのではないかという報告が上がりました。
みずほ証券のアナリスト・Abhey LambaはAppleの新型iPhone発売について、従来の予想よりも早まる可能性があることを予測しています。
これは日本やアジア市場では新たなラインナップを7月に導入できる状況にあること、そして部品供給メーカーが初期生産のための準備をしていることを受けたもの。さらに新型Apple TVや「iWatch」といった製品も2014年後半に投入されるとのこと。
AppleはiPhone 4SからiPhoneの発売を6月から9月へとシフトさせましたが、発売スケジュールが再び前倒しされる背景には、最も売れるホリデーシーズンまでに新しいデバイスを潤沢に流通させることができるといったメリットがあるとされています。
あくまでも可能性が浮上したというだけで、例年通り9月投入になる可能性も十分あるわけですが、新型iPhoneについては5.6インチに大型化されたファブレットタイプが「iPhone」の名前を捨てた異なるシリーズのモデルになるのではないかと台湾メディアが先日報道。
iPhone 6自体も4.7インチに大型化すると報じられているため、自社製品同士でシェアを食い合わないようiPhone 6をスケジュール前倒しで先行発売し、ファブレット版を「iWatch」と合わせてリリースするなど、「Galaxy S」と「Galaxy Note」のような販売方法を採用することも考えられるわけです。
ほかにもiPad miniの新モデル投入時期が例年通り11月になるのであれば、今度はファブレット版と発売が近すぎるのではないかという懸念も生まれるわけですが、はたしてAppleは新たなカテゴリーのモデルを導入するにあたり、どのような売り方をするのでしょうか。