800MHzのプラチナバンドを用いたLTEの実人口カバー率をいち早く99%にまで引き上げるなど、LTE整備に力を入れているKDDI(au)回線を用いた格安スマホが登場することが明らかになりました。
関電系「ケイ・オプティコム」格安スマホ参入へ : IT&メディア : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
読売新聞社の報道によると、関西電力傘下の通信会社「ケイ・オプティコム」が早ければ今夏にも格安スマホを発売するそうです。
回線にはKDDIから通信回線を借りたMVNO(仮想移動体通信事業者)方式を採用する方針で、利用料金は端末代金込みで月額3000円程度を想定。インターネットなどで全国への販売を検討中とのこと。
ケイ・オプティコムは最大1Gbpsサービスがプロバイダ料金込みで最安4000円の「eoひかり」を関西で展開しており、戸建て向けでは5割近いシェアを獲得していますが、市場の伸びが鈍化していることを受け、格安スマホ事業に参入するとされています。
なお、ケイ・オプティコムはKDDIと「auスマートバリュー」だけでなく、大阪市営地下鉄における通信環境の整備においても提携するなどの動きを見せています。