大手携帯電話会社から回線を借り、「1日(または1ヶ月)○○MBまで高速通信可能、超過時は200kbps」といったサービスを格安で提供しているMVNO(仮想移動体通信事業者)。
昨今では1日あたりに利用できる通信量の多さなどを競っていますが、ついに1MB刻みの戦いに突入しました。
日本通信のプレスリリースによると、同社はイオンなどで販売されている「b-mobile X SIM(ビーモバイル エックス シム)」について、4月25日からプラン改定を行うそうです。
b-mobile X SIMは競合他社が提供している3つの通信パターン(プランI、プランN、プランB)から、毎月好きなプランを選んで自在にスイッチできる製品。プラン改定により、高速通信できるデータ量が増えます。
他社プランと比較したところ。料金そのままで「ちょっとだけ多い」を実現しています。
なんだかチキンレースのように見えなくもない今回の改定ですが、通信量が増えること自体はユーザーにとって喜ばしいこと。NTTドコモがMVNO向けのパケット接続料を5年間で10分の1程度にまで引き下げているため、今後も競争の活性化を期待できそうです。