実人口カバー率99%をいち早く達成した「au 4G LTE」を格安で使えるMVNO(仮想移動体通信事業者)サービス「mineo(マイネオ)」が正式発表されました。
高速LTE、音声通話、スマホが低価格でそろう「mineo(マイネオ)」の提供開始について|プレスリリース|ケイ・オプティコム
関西電力傘下の通信会社「ケイ・オプティコム」によると、同社は2014年6月3日から高速LTE・音声通話・スマホを低価格で利用できるモバイルサービス「mineo(マイネオ)」を、全国で提供するそうです。
料金プランはデータ通信のみの「シングルタイプ」と音声通話にも対応した「デュアルタイプ」の2種類。同サービスはKDDIとレイヤー2接続で提供される「au 4G LTE」回線を活用したもので、MNPにも対応。シングルタイプの場合、月間1GBまでの通信が980円で利用可能で、データ通信容量を使い切った場合でも、200kbpsで通信できます。
詳細なサービス内容。月額料金無料の050番号アプリ「LaLa Call」を利用すると、シングルタイプでも通話可能に。なお、基本的にデータ通信はLTEエリアのみでの提供で、3G通信は「デュアルタイプ」の音声通話時のみ利用します。
提供される端末は5.0インチフルHD(1920×1080)液晶、MSM8974(2.2GHz、クアッドコア)、2GB RAM、約1300万画素カメラ、画面が震えることで相手の声がクリアに聞こえる京セラ独自の「スマートソニックレシーバー」、防水・防塵機能を備えるなど、高性能な「DIGNO M」。2013年冬モデルのauスマホで、本体価格は4万8000円。月額2000円の分割払いで購入できます。
端末を落下・水没などで破損してしまった場合に保証してくれる「端末安心サポート」が月額370円も提供。1GBを使い切った後も100MBごとに150円を支払えば、通信量制限を回避できます。
なお、端末セットで予約したユーザー先着1000名に対し、月額基本料金を最大24ヶ月間980円割り引く「先行予約キャンペーン」も提供。上記のDIGNO Mが実質半額になるほか、端末を同時購入しないユーザーも半年間980円が割り引かれます。
ちなみに公式ページで提供されている対応端末一覧によると、au版・SIMフリー版iPhoneを除くほとんどのLTE対応Androidスマホでテザリングを含めた利用が可能です。
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