今はなきパイオニアLDCのOVAシリーズ「天地無用!魎皇鬼」から始まり、「天地無用!」「新・天地無用!」「天地無用GXP」やスピンオフ作品「魔法少女プリティサミー」シリーズなどが相次いでテレビアニメ化され、劇場アニメや小説、コミック、ゲーム、ドラマCD、ラジオドラマなど一大メディアミックス展開を繰り広げた天地無用!シリーズ新作が放送されます。
高梁舞台にアニメ「天地無用」 新シリーズ制作、市が宣伝費負担 – 山陽新聞ニュース
山陽新聞ニュースの報道によると、「天地無用」の新シリーズ「愛・天地無用(仮題)」が岡山県高梁市を舞台にした作品になることを、同士が26日付けで発表したそうです。
「愛・天地無用」は従来通り倉敷市出身の梶島正樹さんが原作を手がけ、吉備国際大アニメーション文化学部の井上博明教授がプロデュースを担当。日本テレビの関連会社などが1億6848万円かけて制作するとのことで、PRとして高梁市が制作費用のうち広告宣伝費1684万円を負担する方針。
1話5分で50話程度の作品に仕上げ、東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)で10月から平日夜に放送される予定とのこと。高梁市大学連携室は「聖地巡礼」を期待しており、商工団体などと連携して関連グッズの開発、イベント開催などを目指すとしています。
まさかのテレビアニメ化といったところですが、1つ気になるのが主要キャラクターの声優。メインヒロインの1人、阿重霞役の高田由美さんは数年間表舞台に立っておらず、代役が立てられるのかが気になるところ。また、主人公・柾木天地の父親や祖父役を演じていた青野武氏は2年前に亡くなっています。