今年もAppleの開発者向けイベント「WWDC2014」が開催され、iOS 8が発表されました。
まもなくスタート
イメージビデオの後、ティム・クックCEO登壇。Appleが25周年を迎える記念すべき年のWWDCは1000人以上の開発者が参加。
今やiOS、OS Xといった魅力的なプラットフォームによって900万の開発者が登録。年間47%の急速な伸びを見せています。
移行に苦戦しているWindows 8とは違い、OS Xはすでにユーザーの半数が最新版です。
OS Xのネーミングはネコ科から「カリフォルニア州の美しい場所」に変更。Mavericksの次は「Yosemite(ヨセミテ)」です。
ついにフラットデザインの波が。
検索窓「Spotlight」はWikipediaなどを含めたさまざまなコンテンツを横断して検索可能。
Windowsなどでも使える「iCloud Drive」が登場
続いてはSafari
なぜかGoogle検索でのデモが行われました。
Chrome、Firefoxなどと比べてパフォーマンスをさらに向上
新機能「Instant Hotspot」を使えば、iPhoneをMacから操作可能。SMSも通話もできるようになります。
先日買収したDr.Dreに電話するデモも。
Yosemiteのデベロッパプレビューは本日から無料で提供開始。
いよいよiOSの話題。iPhoneはトータルで5億台売れ、昨年1億3000万台でした。
97%が満足し、89%が移行しているiOS 7。
それに引き替えAndroidときたら、KitKatはわずか9%、しかもマルウェアまみれ……と言いたい放題です。
そしてiOS 8正式発表。iPhoneとiPadに来ます。
重要な人物や連絡手段にいち早くアクセス可能に。
文字入力を高速化させる予測変換「QuickType」登場。日本語も対応です。
メッセージングアプリはグループチャットなどが可能に。場所も共有できます
「Health」「HealthKit」追加。
子どもが何かコンテンツを買いたい時、親のiPhoneやiPadに承諾するかどうかを決める機能も導入。家族は最大6人まで登録できます。
暗く写った写真を明るく自然に補正できる、フォトの新機能。デバイス間で写真をシンクロさせながら編集するという荒技も。
オンラインストレージは最初の5GBが無料で、課金すれば1TBまで拡大できます。
Siriが中国語などに新対応
開発者向けに新たなカメラとフォトAPIが提供されます。
ソフトウェアを開発するためのアップルの統合開発環境「Xcode」がSwiftと呼ばれる新プログラミング言語に対応。
iOS 8ベータ版は本日提供、正式なリリースは秋です。
iOS 8がサポートするデバイスは以下。以前BUZZAPでApple A5プロセッサを備えたデバイスは寿命が短いのではないかという話をお伝えしましたが、2年以上のサポートが実現しています。
iPhone:4s、5、5s/5c
iPad:iPad 2、iPad Retinaディスプレイモデル、Air
iPad mini:初代、Retinaディスプレイモデル
iPod touch:第5世代
Apple – Apple Events – Special Event June 2014
Live from Apple’s Worldwide Developer Conference 2014
We’re live from Apple’s WWDC today at 1PM ET / 10AM PT! | The Verge
Live blog/analysis: Apple talks iOS 8, OS X 10.10, more at WWDC 2014 | 9to5Mac