Appleが今秋以降発表する新製品群に対し、文字通り全力投球していることが明らかになりました。
大手Apple系情報サイト「Appleinsider」がまとめた、Appleの研究開発費および利益の伸びを表すグラフ。毎年Appleの研究開発費は伸びてきましたが、2014年には年率80%にまで急増。iPhone 3G開発当時を上回る、とんでもない伸びを見せています。
なお、Appleが今日までに2014年度の研究開発費として投入した具体的な金額は43.6億ドル(約4439億円)。
巨額の投資が行われている背景として、4.7インチ・5.5インチの2モデル展開となる「iPhone 6」や新製品「iWatch」の開発に加え、「MacBook Air」や「Apple TV」を含む既存製品の刷新が挙げられています。
7000~8000万台という、類を見ない規模の発注が行われたことが部品メーカー関係者から明かされたiPhone 6。勝算があるということの表れだと思われますが、大画面化のトレンドが進み尽くした中、ようやく大画面化にこぎつけるiPhoneにそれだけのニーズがあると踏んでいるのでしょうか。
Apple spending on manufacturing & parts sees biggest increase since 2007 launch of first iPhone