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下り最大110Mbpsの「WiMAX 2+」が10月末にサービス開始、1Gbps超への増速も

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先日UQコミュニケーションズに2.5GHz帯が新たに割り当てられたことを受け、下り最大110Mbpsの「WiMAX 2+」がサービスインすることが告知されました。

また、将来的には1Gbpsを超える通信速度に増速する予定です。

2.5GHz帯新規周波数割当てに伴うWiMAX 2+サービスの提供開始について | UQ WiMAX – ワイヤレスブロードバンドで高速モバイルインターネット

UQコミュニケーションズのプレスリリースによると、同社が2013年6月24日に総務省に対して申請した「特定基地局開設計画」が本日認定されたことを受け、当社は新規割当てを受けた20MHzと現在使用中の30MHzを合わせた連続50MHzの周波数を用いた超高速モバイルブロードバンドサービス「WiMAX 2+」の提供を10月末から開始するそうです。

柴山昌彦総務副大臣(左)から認定書を受領するUQコミュニケーションズ野坂章雄社長(右)

エリア展開はWiMAXのエリアにWiMAX 2+のエリアを重ねる方式で拡大し、WiMAXとWiMAX 2+の両方が利用可能な端末を提供することで、両サービスのシームレスな切替えを実現する方針。

WiMAX 2+の特徴。通信速度だけでなくネットワーク収容能力の拡大が図られ、より高速・大容量通信を実現するほか、TD-LTE互換で安価に設備を調達可能。WiMAXとのシームレスな切り替えもでき、高速移動時でも通信できるとのこと。

今回UQコミュニケーションズが割り当てられた周波数帯は2625MHz~2650MHzの25MHz。仮にWCPへ割り当てが一部でも行われていた場合、ほかの事業者のシステムとの干渉を防ぐための「ガードバンド」が5MHz分必要となりますが、丸ごとUQに割り当てられたことで既存の周波数帯と合わせて、連続する50MHzが利用できるようになります。

サービス開始時の通信速度は下り最大110Mbpsで、将来的には既存の周波数帯30MHzのうち20MHzをWiMAX 2+に振り分け、新規周波数帯の20MHzと合わせた「キャリアアグリゲーション」を導入へ。さらに「256QAM変調方式」「8×8MIMO」などの高度化技術と合わせて、超高速化を目指します。

今後のロードマップ。新規に周波数が割り当てられたことを受け、既存のWiMAXユーザーも当面は通信速度が落とされることなく、引き続いてサービスを利用可能。最終的にはすべての周波数帯でWiMAX 2+サービスに移行し、2017年には下り1Gbpsを超える超高速モバイルブロードバンドサービスを提供するとされています。

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(関連リンク、拡大画像を参照できるオリジナルの記事はこちらです)


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