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理研の検証実験でSTAP細胞は一度も作製できず、発生・再生科学総合研究センター(CDB)見直しで研究者半減へ

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理化学研究所が進めているSTAP細胞の検証実験の進捗が思わしくないことが明らかになりました。

日本経済新聞社および産経新聞社の報道によると、理化学研究所によるSTAP細胞の検証実験で、これまで一度も同細胞を作製できなかったことが判明したそうです。
理研の計画ではSTAP細胞が存在するのであれば6月末までに作製できるとみており、その後、第2段階へ移行。作製した細胞を入れたマウスの胚から胎児を育てて観察し、新しい万能細胞かどうかを判断する方針でした。
しかし小保方晴子研究ユニットリーダーらの論文にのっとり、弱酸性の溶液にマウスの細胞を浸すとSTAP細胞ができるはずが、万能性の目印となる遺伝子の働きはiPS細胞やES細胞にはるかに及ばなかったと複数の関係者が証言。

(PDFファイル)理研のプレスリリースで主張されていたSTAP細胞の優位性。ES/iPS細胞よりも優れた部分があるとされていました。



なお、理研は7~11月にかけて小保方氏が行う検証実験の結果も加味してSTAP細胞の有無を最終判断する予定ですが、小保方氏はいまだ本格的な実験に着手しておらず、現時点では存在しない公算がとても大きいとのこと。
検証実験に関する詳細は本日27日に開かれる中間報告で表明されますが、一連の研究不正を受けて理研は「発生・再生科学総合研究センター(CDB)」の組織・人事大幅見直しについても本日付けで発表する予定。
竹市雅俊センター長を含む複数の幹部を交代させるほか、研究所の名称も改め、40ある研究室の半分を廃止ないし他の研究拠点に移す方針で、現在約400人いる研究者も半分になると見通しとされています。
理研、STAP作製できず 再生研の人員半減  :日本経済新聞
【STAP細胞】検証実験、27日に中間報告 理研 単独の小保方氏は着手せず – MSN産経ニュース

【理研の検証実験でSTAP細胞は一度も作製できず、発生・再生科学総合研究センター(CDB)見直しで研究者半減へ】を全て見る


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