Google傘下の携帯電話メーカー、Motorolaが新型スマートフォン「MOTO X」を発表しました。
The Official Motorola Blog: Moto X. All Yours.
Motorolaのプレスリリースによると、同社は8月下旬から9月上旬にかけて、アメリカやカナダ、ラテンアメリカで新型スマートフォン「Moto X」の発売を開始するそうです。
「Moto X」はディスプレイに4.7インチHD(1280×720)有機ELや独自開発のプロセッサ「Motorola X8 Mobile Computing System」、2GB RAM、1080p動画撮影対応の200万画素前面カメラなどを採用したスマートフォン。
背面には暗いところに強い1000万画素カメラを搭載。バッテリー容量は2200mAhです。
撮影したい瞬間を撮り逃さないカメラ。手首にスナップを利かせて持ち上げると即座に撮影モードに移り、あとはタップするだけで写真が撮れます。
Moto X – Quick Capture – YouTube
デュアルバンド対応のIEEE 802.11 a/g/b/n/acやBluetooth 4.0LE+EDRを搭載し、通信方式としてDC-HSDPA、CDMA2000 EV-DO Rev.A、LTEなどをサポート。ゆるやかなカーブを描いた筐体を採用することで、持ちやすいのがポイントです。
そしてMOTO Xの最大の特徴が音声操作。今までの音声操作は「音声操作をするために何かボタンを押す」というのが当たり前でしたが、ついにスマートフォン本体を触ることなく操作できるようになります。
Moto X – Always Ready – YouTube
MOTO Xのもう一つの特徴がカラーバリエーションの多さ。オンラインスタジオ「Moto Maker」を使えば前面や背面、壁紙、そしてフラッシュメモリの容量などをカスタマイズし、自分の好きな「MOTO X」を作ることができ、4日以内に宅配されます。
「Moto Maker」でMOTO Xをカスタマイズしているところ。
Moto X – Motomaker – YouTube
なお、気になる本体価格は携帯各社との2年契約で199ドル(約2万円)。日本発売は決まっていませんが、「自分でカスタマイズできる」というのは非常に興味深い試みではないでしょうか。
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