政治資金を巡る問題で小渕優子議員が本日経済産業大臣を辞職したことが取りざたされる中、「うちわ問題」で火中にある松島みどり法務大臣も辞意を固めたことが明らかになりました。
松島法相 辞任の意向固める NHKニュース
日本放送協会の報道によると、自らの選挙区の祭りで「うちわ」を配ったとして野党から追及されている松島法務大臣が閣僚を辞任する意向を固めたそうです。
これは国会審議や法務行政に更なる影響が出ることを避けるためで、17日には民主党の階猛副幹事長が公職選挙法違反の疑いで松島大臣の刑事責任を問うよう求める告発状を東京地方検察庁に提出するなど、事態は深刻化の一途をたどっています。
なお、自民党が「女性の活躍」を掲げて起用した女性閣僚については、高市早苗総務相がナチス賛美の「ヒトラー選挙戦略」に推薦文を書いたことや、ネオナチ団体代表との記念撮影が9月に国際問題になったばかり。
閣僚以外についても、今月初頭に片山さつき議員が御嶽山噴火被害について「民主政権の事業仕分けが原因で拡大」というデマをTwitter上で拡散して炎上した挙げ句、謝罪する羽目になるなど、問題が相次いで噴出しているのが現状です。