KDDIがauの2015年春モデルとしてフィーチャーフォンの形状を採用したAndroidスマートフォン「AQUOS K」を発表しました。
クアッドコアCPU搭載のLTEスマホで、もちろんテザリングにも対応。タブレットなどと組み合わせ、利用シーンに応じて使い分けられるほか、気になるバッテリー部分も大きく改善しています。
これが2015年2月下旬発売予定の「AQUOS K」本体。3.4インチの画面サイズに対してかなり高精細な部類となるqHD(960×540)液晶、Snapdragon 400(1.2GHz、クアッドコア)、1GB RAM、8GB ROMを備えており、性能的にはエントリースマホの部類に。
しかし背面カメラは1310万画素と、比較的高性能な部類に。カメラ部分で一切妥協しておらず、以下のような機能を利用できます。
・16倍デジタルズーム(画像の荒さを超解像技術で補正可能)
・複数の写真を合成することで明るい写真を撮影できる「Night Catch」
・撮影シーンに合わせて適切なアングルなどを指示する「フレーミングアドバイザー」
・カメラをかざすだけで英語が日本語になる「翻訳ファインダー」
・露出の違う写真を合成する「HDR撮影」
カラーバリエーションは3色。しかし、見れば見るほどガラケーです……
テンキー右下にはテザリングボタン
文字入力ももちろんガラケーライクにできます。
実際に触ってみたところ。なお、KDDIでは「AQUOS K」を「ガラホ」として売り出す模様です。
ガラケーみたいなスマホ「AQUOS K」を触ってみた – YouTube
なお、プロセッサの低消費電力・高性能化やバッテリーサイズの大幅拡大(スマホ史上最小の820mAh→1410mAh)、プロセッサへの負荷が少ないqHD液晶の採用によって、4年前にソフトバンクから発売された「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH」の弱点だったバッテリー問題を大きく改善したのが特徴。
さらに4年間、月額1000円が割り引かれる「AQUOS K スタート割」が提供されるほか、55歳以上のユーザーであれば、月間700MB使えて月額4280円(基本使用料3980円+LTE NET300円)のシニアプランも適用可能です。