NTTドコモが本日、2015年夏モデルを発表しました。
各社ともスマホのラインナップが画一化されつつある中、はたしてどのような特色を打ち出してくるのでしょうか。詳細は以下から。
◆レビュー記事
「AQUOSケータイ SH-06G」「ARROWSケータイ F-05G」速攻レビュー、ドコモ初のガラホはわりと残念な仕様に
「Xperia Z4 SO-03G」「Xperia A4 SO-04G」レビュー、燦然と輝くドコモロゴは健在
◆発表会の様子
今回の発表会で押し出されたのは端末ではなくサービス面。「いつか、あたりまえになることを。」が新たなキャッチコピーになり、モバイルをベースにコラボレーションを重ねることで付加価値協創企業を目指すことにしたNTTドコモ。
「＋d（プラスディー）」というコンセプトの元、「ドコモポイント」を「dポイント」、「DCMX」を「dカード」、「docomo ID」を「dアカウント」とするなど、サービスブランドを統一。「d POINT CLUB」を立ち上げます。
2015年12月1日から「dポイントカード」「dカード（クレジット機能付き）」提供へ。
そして最も大きなトピックがローソンとの協業。互いの顧客基盤を生かし、6月1日からDCMXユーザーは全国のローソンでの買い物が3％割り引かれるように。
また、ポイントも1％付与されるようになり、12月から導入されるdポイントカードを利用すれば、さらにポイントが1％上乗せされ、ドコモユーザーはローソンで5％得することができるようになります。
さらにdポイントは12月から全国のローソンで1ポイント1円換算で利用できるほか、Pontaポイントと相互交換も可能に。
ローソンの玉塚元一社長によるプレゼンテーションも行われました。
dポイントはネットでも実店舗でもポイントが貯まるように。携帯料金支払いにも使えます。
長期契約ユーザー向けの特典も提供予定。
そしてようやく新機種の解説。ドコモが5月下旬から各種サービスに生体認証を導入するのに合わせ、1機種に虹彩認証、3機種に指紋認証が搭載されます。
下り最大225MbpsのLTE-Advanced「PREMIUM 4G」対応機種も登場。計12モデル展開となります。
各種サービスも強化。こちらは「dグルメ」
家の見守りや健康相談も提供されます。
フォトブックサービスや、ひかりTVとの提携も。
録画したひかりTVをいつでもどこでも視聴可能に。
Facebookとのサービス連携も強化。「dアニメストア」のおすすめアニメを共有できるようになります。
タワレコ×ドコモ×レコチョクでインディーズを育てる「Eggs」立ち上げも。
◆CMキャラクター刷新、渡辺謙・堀北真希が姿を消す
そして今回発表されたのがCMキャラクターの刷新。堤真一、綾野剛、高畑充希の3人構成になりました。
新CMはこんな感じ
トークセッション。綾野剛さんは中継での出演となりました。
◆質疑応答
時事通信橋本：
5月から総務省がSIMロックを解除するが、dポイントを導入することで流出防止効果はあるのか？
NTTドコモ加藤社長：
競争というものは激しく、お客さまはいろいろなものを選ばれる。どのようなスマホを選ぶのかだけではなく、ポイントの便利さやお得さを選んでいただいて、ドコモを選んでいただけたらと考えています。SIMロックと直接関係しているわけではないが、大きな絵の中で……と考えています。
フリー神尾：
dポイントの加盟店を増やしていきたいとしていますが、CCCのTポイントは1業種1社という形で当初は加入者を増やしていった。拡大の方針や規模感の目標値は？
加藤社長：
目標値は持っていませんが、できるだけたくさんにしたいと考えています。DCMX iDのための提携を60数万のところと行っているため、そういったところにお声掛けしていくことになると思います。「1業種1社」という形にはこだわりません。
フリー小山：
ドコモとローソンは利用者情報を共有する？
ローソン：
共有していこうと考えているが、詳細についてはまだ未定。マーケティング部分について共有していきたい。個人情報的なところはpontaのデータについてもマスキングしているので、そのような扱いになる。
ITmedia mobile：
ドコモケータイ、おサイフケータイやテザリングが入っていないが……
ドコモ：
今ドコモケータイを使っているユーザーが引き続き使えるよう、機能を絞りました。