KDDIの2015年夏モデルとして発表された「isai vivid LGV32」。
Buzzap!では先日レビューをお届けしましたが、よくよく触ってみると、思った以上に高いポテンシャルを秘めているモデルなので、さらにもう少し突っ込んでみることにしました。詳細は以下から。
◆暗いところに強すぎるF値1.8レンズはダテじゃなかった
光学3軸手ブレ補正やF値1.8のレンズを採用し、暗いところでも0.1秒台でピントが合う「レーザーオートフォーカス」に対応した1600万画素カメラを備えている「isai vivid LGV32」。
発表会場では暗い箱の中を走るLED付き電車をどれだけキレイに写せるか……という比較が行われていました。isai vivid(下)ではレール部分までキレイに写っているのに対し、既存モデルのisai VL(上)ではノイズが目立つのが分かります。
動画で見るとこんな感じ。
さらに手持ちのXperia Z3(左)と比較してみたところ。やはりisai vivid(右)のほうがキレイに見えます。なお、Xperia Z3とXperia Z4の背面カメラの性能は同じです。
動画で見るとこんな感じになります。
◆あらゆる秘密を守れる「isaiシークレット」
そしてisai vividのもう一つ大きな機能が、新たに搭載された「isaiシークレット」。
電話の履歴やメールの受信通知、ギャラリー、ブラウザのブックマークや履歴、過去の入力内容など、数多くのコンテンツをシークレットモード時だけ表示できるというスグレモノです。
実際にギャラリーで試してみたところ。
ロックするファイルを選び、「ロック」をタップするだけで……
指定されたファイルだけが表示されなくなりました。なお、isaiシークレットは画面オフ時に2回タップすると起動する「ノックコード」で画面をオンにした際に、同時にオンにすることもできます。
ちなみにLINEメッセージの通知もシークレットにできます。
暗いところに強いカメラとisaiシークレットによって、「夜景デートの写真を自分以外の誰も見られないようにしたい」といった需要にも応えてくれるisai vivid。高機能なだけでなく、使い勝手が良いところもなかなか便利ではないでしょうか。
・「isai vivid LGV32」(LG製、5月発売予定)
ディスプレイ:約5.5インチWQHD(2560×1440)液晶
CPU:Snapdragon 808 MSM8992(1.8GHz×2、1.4GHz×4)
メモリ:3GB RAM、32GB ROM
背面カメラ:1600万画素
フロントカメラ:210万画素
au 4G LTE:下り最大225Mbps
WiMAX 2+:下り最大220Mbps
国内向け機能:おサイフケータイ、フルセグ
防水・防塵:IPX5/7、IP6X
バッテリー容量:3000mAh(バッテリー交換可能)
OS:Android 5.1