Googleが開発者向けイベント「Google I/O 2015」を開催し、最新OS「Android M」および「Brillo」を発表しました。詳細は以下から。
会場内の全方位モニタでいきなりピンボールゲームが始まりました。なんだこれは……
なぜかアンドロメダ銀河などが写し出されました。開始10分が経過してもイメージムービーやカウントダウンが続きます。
Googleの上級副社長スンダー・ピチャイ氏がようやく登壇
Galaxy S6やLG G4といった超高精細ディスプレイ搭載モデルから、エントリーモデルまで、幅広く普及しているAndroid。
昨年発表した「Android Wear」や「Android Car」も好調な滑り出しを見せています。
「Android TV」はソニーが対応モデルを発売
「Chromecast」は1700万台売れました
最新OS「Android M」の開発者向けプレビューがNexus 5、6、9に提供されます。
Android Mでは連絡先や端末内のファイルへのアクセスなど、アプリを使用する際に許可する権限の範囲を選ぶことができるように。
Chromeはタブのカスタマイズ対応やセキュリティ強化
モバイル決済「Android Pay」はアメリカの3キャリアで利用可能に。
指紋認証対応。端末のアンロック以外にも、Android Payの認証にも利用。指先1つで決済を終えることができるようになります。
深夜に回数を減らすなど、デバイスの同期タイミングを見直すことで、バッテリー駆動時間を2倍に。
USB Type-Cコネクタも正式サポート
音量調整がシンプルに
続いてはAndroid Wear。Googleはスマートウォッチに注力し、スマホ本体無しでもできることが増えてきました。
Android Wearはスマートウォッチの画面を常にオンにし続けられ、振れば新着を確認できるなど、利便性を向上。メッセージは絵文字に対応しました。
対応アプリ4000突破
いずれはOSを洗濯機などの家電や農機具、バスといったさまざまなものに搭載し、IoT化を進める方針
そのために開発されたのがAndroid由来のOS「Brillo」です。
AndroidスマホとBrilloデバイスはWEAVEでつながります
Brilloは2015年第3四半期で開発者向けプレビューが、Weaveは2015年第4四半期に完全版が提供されます。
Google I/O 2015