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和歌山電鉄の名物三毛猫「たま駅長」が死去

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和歌山電鐵貴志川線貴志駅の駅長を務め、世界的に有名なネコとなっていた三毛猫のたま駅長が亡くなりました。詳細は以下から。

朝日新聞社の報道によると、たま駅長が死んだのは6月22日のこと。28日に和歌山電鉄は社葬を営むとしています。
三毛猫「たま駅長」死ぬ 和歌山電鉄、28日に社葬:朝日新聞デジタル
和歌山電鉄の三毛猫駅長で世界的な人気を集めていた「たま駅長」が22日に死んだことが24日、わかった。16歳だった。葬儀は近親者で営んだ。28日に社葬を営む。
たまは1999年生まれのメスの三毛猫。2006年に貴志川線の運営が南海電気鉄道から和歌山電鐵へと変更になる開業セレモニーの日、付近の商店で飼われていた、たまたちが暮らす猫小屋が公道上に置いてあったことを理由に役所から立ち退き命令を受けました。
その時困った飼い主が当時の社長にねこ達を駅舎の中に置いてもらえるようにお願いしたところ、「ただおいてあげるわけにはいかないので社員として働いてもらおう」ということで2007年1月5日に誕生したのが「たま駅長」。
たま駅長の就任は多くのテレビや新聞で取り上げられて話題となり、貴志駅の乗降客数は2007年1月には17%増加。たま駅長によって、和歌山県への観光客増加などによる経済効果が11億円に達したとの研究結果も発表されていました。

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