かねてから待ち望む声のある「ドコモ版iPhone」について、体勢が整ったことをNTTドコモの副社長が明かしました。
iPhone販売「態勢は整った。いつ出すかが問題」 NTTドコモ副社長 (1/2ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)
産経新聞社の報道によると、NTTドコモの坪内和人副社長が「ドコモのツートップ」やメーカーとの関係、そしてドコモ版iPhoneについて、インタビューの形で回答しています。
坪内副社長はツートップについて、フィーチャーフォンからの買い換えを狙った「Xperia A」は成功したものの、MNPの改善を目指した「Galaxy S4」については思うようにいかなかったとしており、国内メーカーに引導を渡したとされることについて、以下のようにコメント。
メーカーを選別したわけではなく、あくまで端末だ。従来は端末ラインアップの多さを売りにしてきたが、そうではなくなった。顧客が求める端末を売り、ジャイアントを作るしかなくなった。当社はこれまで端末メーカー支援策を続けてきた冬モデルについては「バッテリー持ち」と「高機能カメラ」をキーワードにし、IGZO液晶を搭載したシャープや、カメラ機能で抜きん出るとされているソニーを中核に据える方針。
懸案の「iPhone 5S」については依然として交渉継続中であり、正式発表が行われるとみられる9月10日にドコモ版を発表するのは難しいとしたものの、以下のように述べた上でドコモ側の態勢が整っていることを挙げ、「いつ出すかが問題だ」と回答しています。
状況は変わっていない。(10日にアイフォーン発売を発表するのは)難しい。ただ、アップルにとって国内最大の携帯電話事業者に扱わせないのは経済合理性がないし、ドコモにとっても顧客が求める端末を売らないわけにはいかない。条件の問題だ
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