過去ログを読むことができ、規制対象のホストからも書き込める「2ちゃんねるビューア(通称●)」利用者のクレジットカード情報や書き込み履歴などを含む巨大掲示板群「2ちゃんねる」の重要データが一斉流出したことを先日BUZZAPでお伝えしましたが、データベース化したページが公開されました。
これが仮公開された「Ryushutu2ch」。トップページには「流出した2ch書き込み情報を元に、ユーザ別の書き込み先スレッド、書き込み時刻を調べるためのページです」という一文が紹介されています。
Ryushutu2ch
サイト内容は至って簡単。板ごとに●ユーザーが書き込んだスレッド一覧が表示されます。
各スレッドをクリックすると、元のスレッドURLへのリンクだけでなく、過去ログサイトへのリンクが貼られており、書き込み日時とユーザーの一覧が表示。なお、ユーザー情報については匿名化が施されています。
このユーザーはiPhone板や携帯・PHS板への書き込みを頻繁に行っているようです。
書き込んでいる板一覧から、「B級グルメにも興味があり、AndroidとiPhoneの両方を利用している既婚男性」ということも分かります。
流出した情報を紐付けるだけで、このようなデータベースができてしまうわけですが、もしこれが匿名化されておらず、実名やメールアドレス付きであったなら……と思うと、背筋が寒くならざるを得ません。
(関連リンク、拡大画像を参照できるオリジナルの記事はこちらです)