ソフトバンクがMNPで転入したユーザーに対する「一括購入割引」の提供条件を変更し、12ヶ月以内にパケット定額を解約・変更した場合、ペナルティとして数万円の違約金が発生するようになったことを今年4月にお伝えしましたが、さらに改悪を進めることになりました。史上稀に見る厳しさとなります。詳細は以下から。
[超悲報]
#ソフトバンク の
一括購入割引の契約解除条件条件が、9/1より12ヶ月から24ヶ月に変更になります。
#iPhone6 #iPhone6sPlus をお求めのお客様は今月中に急いでください!!
#MNP #SoftBank #一括0 #携帯
— モバイルセレクション秋葉原店 (@ms_akihabara) 2015, 8月 28
携帯電話販売店「モバイルセレクション秋葉原店」のツイッターによると、ソフトバンクは9月1日(火)から一括購入割引の提供条件を変更し、パケット定額を解約・変更した際に違約金が発生する期間を12ヶ月から24ヶ月に延長するそうです。
参考までに8月29日時点で提供されている一括購入割引の内容。Xperia Z4、AQUOS CRYSTAL 2、Galaxy S6 edgeの3機種の場合、1ヶ月目にパケット定額を解約すると5万6580円、2~12ヶ月目までは5万6580円から2460円×利用月数を減額した金額を契約解除料として支払う必要がありましたが、13ヶ月以上契約していれば0円でした。
しかし9月1日からは毎月減額されるとはいえ、24ヶ月以内にパケット定額を解約すれば、いつでも違約金が発生することに。もちろんソフトバンク自体を解約した場合、ホワイトプランやスマ放題の契約解除料1万円も上乗せされます。
短期解約に対して高額な違約金を設定するのは仕方が無いと思われるものの、いくらなんでも24ヶ月は長すぎるのではないかと思わざるを得ない、ソフトバンクの提供条件変更。
パケット定額を解約すれば、毎月の基本料金から一定額が割り引かれる「月月割」の対象外となることを考えると、そこからさらに違約金が発生するというのは二重取りに近いのではないかという気がしてなりません。
なお、「一定期間内にパケット定額を解約・変更すると違約金が発生する」という施策はNTTドコモも導入しており、ソフトバンクが4月に6ヶ月から12ヶ月縛りへと延長したことに合わせ、実質14ヶ月縛りへと延長しましたが、今回も追従するのでしょうか……?