横並びだった携帯各社の料金プランに一石を投じた新プラン「スーパーカケホ」に、毎年新型iPhoneを使える「スーパーアップグレードキャンペーン」、割引額がものすごい「auにかえる割スーパー」など、iPhone 6s/6s Plus商戦に向けていち早く動き出したau。
そんな同社のキャンペーンをまとめると以下のようになります。
◆あたらしいサービスはauから
本日行われた記者説明会では、「あたらしいサービスはauから」と銘打ち、今までのauの取り組みが紹介されました。
まずは携帯電話と固定回線のセット割引「auスマートバリュー」。自社で光ファイバーを敷設してきたKDDIならではの強みを生かし、大手3社で初めて導入された同サービスですが、ついに1000万契約の大台を突破しました。
世界3810万のMasterCard加盟店で使えてポイントも貯まる「au WALLET」を打ち出したのもauが初。特に多くポイントが貯まる「ポイントアップ店」に国内最大手のコンビニエンスストア・セブンイレブンや、大手ドラッグストア・マツモトキヨシなどが名を連ねています。
今年になって「dカード」「ソフトバンクカード」と、携帯各社が追従する動きを見せる中、発行枚数はすでに1400万枚を突破しました。
◆大手3社で初めて横並びを打ち破る「スーパーカケホ」
そんな中、iPhone 6s商戦でも先陣を切るau。まず第1弾として新料金プラン「スーパーカケホ」を9月18日から提供します。
特に大容量パケットパックで安価なauですが、昨年相次いで導入された通話定額プランの基本料金は各社とも2700円で横並びでした。
しかし新たに登場したスーパーカケホは1回5分以内の通話がすべて無料で、月額1700円になります。
5分以内に通話を終えるユーザーが90%を占めていることを受けた同プラン。
スーパーカケホには2GBパックが提供されないものの、今までより月額料金は1000円下がるように。もちろん携帯各社で最安となります。
◆毎年最新iPhoneを使える「スーパーアップグレードキャンペーン」
そして今回、最も驚くべき施策がスーパーアップグレードキャンペーン。
スマホを18ヶ月使うと残債無しで最新機種に機種変更出来る「アップグレードプログラム」の提供に踏み切ったau。
なんと加入者数が約6割にのぼる、大人気のサービスです。
そんなアップグレードプログラムが2015年9月18日~2016年3月31日の期間限定で、強化された「スーパーアップグレードキャンペーン」に。前倒し利用料2000円を支払えば、18ヶ月どころか12ヶ月後に最新機種に乗り換えられるようになりました。
2015年12月31日にまでにiPhone 6s / 6s Plusを購入したユーザーは、前倒し利用料までもが無料になります。
◆ネットワークもさらに強化
iPhone 6s / 6s Plusはキャリアアグリゲーションによって、下り最大225MbpsのLTE、下り最大220MbpsのWiMAX 2+に対応します。
WiMAX 2+のエリアも9月末までに日本全国に拡大されます。
◆各種キャンペーンもスーパーに
毎年恒例の旧機種下取りも、「スーパー機種変更キャンペーン」として、au WALLETへのチャージ額が1万円増額。
MNPでau版iPhone 6s / 6s Plusを契約するユーザーに対しては「auにかえる割スーパー」によって、スーパーカケホの月額料金1700円が1年間割り引かれます。
さらに驚くべきポイントがauスマートバリューとの重畳が可能という部分。特に月間10GB通信できる「データ定額10」などの大容量パックと組み合わせた際の効果は絶大で、基本使用料が3700円割り引かれ、6300円で利用できるようになります。
auショップでau WALLETをかざすと最高1万ポイントが抽選で当たる「スーパーウェルカムガチャ!キャンペーン」も展開へ。
大手各社で最もリーズナブルな新料金プラン、毎年最新スマホを使えるキャンペーン、快適な高速通信……これが今回、auがiPhone 6s商戦に向けた「武器」です。