小麦の値段が上がったことを受け、カップラーメンやパンなどが値上がりしたことは記憶に新しいですが、さらに値上がりする可能性が浮上しました。
農林水産省/輸入麦の政府売渡価格の改定について
農林水産省の報道発表資料によると、昨年末から進む円安や小雨によるオーストラリアでの小麦生産量減少を受け、小麦の輸入価格が10月から引き上げられるそうです。
平均引き上げ幅は4.1%で、主にパンや中華めんに用いられる「ハード・セミハード系」は3.0%、うどんやお菓子に用いられる「ソフト系」は6.2%引き上げられるとのこと。
値上げ幅をコストカットなどで埋めるメーカーもあるかと思われますが、どこかが値上げに踏み切ったのを皮切りに一斉に値上がりするケースに発展する可能性が考えられるため、続報が気になるところです。
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