自社開発の独自プロセッサ「Kirin 950」を採用したHuaweiの最新スマホ「Huawei Mate 8」が驚くべき性能であることが明らかになりました。
「安くてそこそこの性能」というイメージを持っている人も多いであろう中華スマホですが、もはや考えを改めた方がいいのかもしれません。
これが人気ベンチマークソフト「AnTuTuベンチマーク」が明かした未発表の最新スマホ「Huawei Mate 8」のスペック。6インチフルHD(1920×1080)液晶や3GB RAM/32GB ROMないし4GB RAM/64GB ROM、800万画素前面カメラ、1600万画素背面カメラを備えたAndroid 6.0スマホで、ハイエンドの部類に入ります。
採用されているプロセッサ「Kirin 950」はARM Cortex-A72(4コア)とARM Mali-T880 GPUを統合したもの。スコアはなんと79131です。
ちなみに「EXYNOS 7420」を備えたGalaxy S6 edgeのスコアは70073、「Snapdragon 810」を備えたXperia Z5のスコアは51888。HuaweiはKirin 950を競合各社の新型プロセッサ「Snapdragon 820」と「Exynos 8890」に対抗できるものと位置付けていますが、スコアがそれを裏付けています。
なお、Huaweiは世界シェア3位を誇るスマホ事業以外にも、モバイルルーターなどの各種ネットワーク機器や基地局などをトータルで手がけている企業。
「Nexus 6P」でめでたくNexusシリーズの供給メーカー入りするなど成長は著しく、Kirin 950を搭載した「Huawei Mate 8」の発売で性能競争の最先端に躍り出ることとなりそうです。
AnTuTu says that the Kirin 950-based Huawei Mate 8 scores 79k points in its mobile benchmark
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