世界3位のスマホメーカー・Huaweiが12月4日に国内発売するフラッグシップモデル「Huawei Mate S」のレビューをさっそくお届けします。詳細は以下から。
「Huawei Mate S」はフルメタルシェルボディにゴリラガラス4採用の5.5インチフルHD(1920×1080)有機ELを備えたAndroid 5.1スマートフォン。ディスプレイのコントラストはなんと180万:1、色域は105%を実現しています。
プロセッサには独自開発で発熱の少ない「Hisilicon kirin 935(A53X 2.2GHzクアッドコア+A53 1.5GHzクアッドコア)」を採用。3GB RAM/32GB ROM、2700mAhバッテリーを搭載するなど、正真正銘のフラッグシップモデルで、市場想定価格は7万9800円(楽天モバイルで購入すると6万4800円)。
レスポンスはこんな感じ。特にひっかかることはなく、フラッグシップモデルらしい反応速度といったところ。
背面カメラは1300万画素。F値2.0、光学手ブレ補正対応で4色RGBWセンサーを採用しています。
カメラの下にある指紋センサーは従来の半分となる0.5秒で認証できる上、センサーを上下左右にタッチするだけで、画面に触れることなく写真のスワイプやスクロールメニューを表示できる「指紋センサー2.0」。なかなか便利ではないでしょうか。
マニュアルカメラの表現を再現した「プロカメラ」や撮影後にフォーカスを変更できる「全フォーカス」など、多彩な機能を備えています。
isai vividのようなマニュアル撮影を利用できる「プロカメラ」。シャッター速度、ISO感度、ホワイトバランス、露出、フォーカスを好きなように設定できるのが特徴です。
実際に使ってみたところ。あえて被写体をぼかしたり、暖色寄りにしたりといった撮り方が簡単にできます。
撮影した後に好きなところにフォーカスを変えることができる「全フォーカス機能」もなかなかすごい。
フロントカメラでの自撮り、背面カメラで誰かを撮影する時に活躍する「ビューティーモード」は、ビューティーレベル(被写体の美しさのレベルではありません)を上げれば上げるほど肌のシミなどが消え、目が大きくなるなどのエフェクトが施される仕組み。
ラウンドフォルムによって持ちやすい、フルメタルシェルボディを採用。
角の処理も非常にキレイです。
全体を映像で見るとこんな感じになります。
同じ5.5インチディスプレイを備えたisai vividと比較しても、その薄さは顕著。
もちろん同じサイズのディスプレイを備えたiPhone 6s Plusよりも軽量・コンパクト。
こちらは便利機能「ナックルセンス」。指先が汚れている時や、ネイルアートの最中で画面を触りたくない時でも、ジェスチャーでスマホを操作できます。
画面上部のセンサーを覆うと操作が無効になる「タッチ無効モード」はカバンやポケットの中での誤動作を防いでくれます。
アクセサリーとしてウインドウ付きフリップケースや、メタリックなデザインのヘッドセットが付属します。なお、今回展示されていた電源プラグは日本仕様のものに変更される予定。
Huawei Mate Sの魅力をまとめたムービーはこんな感じ。
また、WiMAX 2+やAXGPこそ使えないものの、ドコモ・au・ソフトバンクのプラチナバンドLTEや、新たに整備される700MHz帯までカバー。下り最大150MbpsのLTEを利用できます。
FDD-LTE:Band1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28
TD-LTE:Band40
W-CDMA:Band1/2/45/6/8/19
GSM:850/900/1800/1900