東芝が海外市場に続き、国内でも液晶テレビ事業を大幅に見直すことが明らかになりました。詳細は以下から。
共同通信社の報道によると、東芝が海外にある工場を売却し、テレビの自社生産から完全に撤退する方針を固めたことを関係者が明かしたそうです。
また、国内のテレビ販売事業についても撤退が視野に入っており、「REGZA」ブランドを他社に供与するなど、抜本的に見直す方針とのこと。
つまり抜本的な見直しが行われた場合、新たに発売されるREGZAシリーズは他社が製造する、あくまで名ばかりのものとなるわけです。
なお、東芝のテレビ事業は半導体やパソコン同様、不正会計が発生した部門。
パソコン事業についてはVAIOや富士通との統合が報じられているほか、赤字の白物家電についても、シャープや中国メーカーなどへの売却・統合が検討されています。
東芝、TV生産を完全撤退 – 共同通信 47NEWS