先ほど公開された「新国立競技場」の新デザイン2案を実現するためにかかる費用が判明しました。詳細は以下から。
新国立競技場整備事業に関する技術提案書 | 新国立競技場 | JAPAN SPORT COU
JSCが公開した資料によると、建設費・設計管理費を合わせた2案の事業費見積もりはいずれも1500億円超となっています。
・A案
建設費:1489億9993万2000円、設計監理費:39億8584万8000円
・B案
建設費:1486億8800万円、設計監理費:39億9600万円
2520億円と見込まれた旧デザインよりも1000億円下がったとはいえ、2000年以降に各国で開催されたオリンピックのスタジアム(高くても500億円台)の3倍近い総工費となる新デザイン。
部材価格や人件費が高騰した場合、さらに膨れ上がる可能性を秘めている上、維持費などにも不安が残るわけですが、今後どのような議論が生まれるのでしょうか。