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携帯3社が「実効速度」を公開、「最速」のはずのソフトバンクが最下位に

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「下り最大○○○Mbps」などの理論値でなく、実際にユーザーが体感できる通信速度を公開するよう、総務省が新たにガイドラインを定めたことを受け、携帯3社が実際の通信速度を公開しました。詳細は以下から。

これが携帯各社が公開した実効速度。総務省の「移動系通信事業者が提供するインターネット接続サービスの実効速度計測手法及び利用者への情報提供手法等に関するガイドライン」に準拠したもので、iOS/AndroidのOS別での通信速度が分かるようになっています。
まずは「PREMIUM 4G」として下り最大262.5MbpsのLTEを全国各地で展開し、昨年10月末には下り最大300MbpsサービスもスタートさせたドコモのAndroid。下り8~228Mbps、上り1~38Mbpsと幅がありますが、中央値は下り72Mbps、上り20Mbps。

1.5GHz帯のLTEを使えないiOSでは下り最大速度が168Mbpsに落ちてしまいましたが、中央値は下り70Mbps、上り21Mbps。AndroidとiOSの間であまり違いはありませんでした。

下り最大225MbpsのLTEと下り最大220MbpsのWiMAX 2+を展開するKDDI(au)はAndroidとiOSを合算して集計。中央値は下り71Mbpsと、ドコモと拮抗する形になりました。

下り最大187.5MbpsのLTEと下り最大165MbpsのAXGPを展開するソフトバンクもAndroidとiOSを合算して集計。かねてから「通信速度No.1」をうたってきた同社ですが、下り速度の中央値が58.0Mbpsと、携帯3社で最も低い結果に。

上り速度の中央値はドコモを少しだけ上回る22.2Mbpsとなりました。

なお、携帯各社の公式ページでは各地点での詳細な測定結果を掲載中。計測エリアや時間帯などが各社でバラバラなため、同じエリアであっても単純に比較するのは難しいところですが、サービスを比較する上で、ある程度参考とすることはできそうです。
実効速度計測結果 | エリア | NTTドコモ
実効速度について | エリア | au
「総務省実効速度調査」測定方法/測定結果 | ソフトバンクのネットワークサービス | 通信・エリア | モバイル | ソフトバンク

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