メーカー7社が「FC2動画」の提訴に踏み切るなど、成人向け映像作品などを手がけるメーカーが違法アップロードに対して悲鳴を上げていますが、男性同性愛者向けの作品を手がけるメーカーにとっても切実な問題であることが明らかになりました。詳細は以下から。
男性同性愛者向けビデオを制作している「STRIKE TOKYO」のツイッターが本日付けで表明したコメントはこんな感じ。海外の成人向け動画共有サイトなどへの違法アップロードを止めるよう、呼びかけています。
strike-tokyoさんはTwitterを使っています: “pornhub等に違法にアップロードするのは止めて下さい。切実な問題です。 皆さんが見たいと思う、いい作品が作れなくなります。本当に止めて下さい。お願いいたします。
また、このツイートを受けて別の制作スタジオ「STUDIO GUMPTION」の代表も「このままではゲイビデオ業界は衰退します」とコメント。切実な問題であることを明かしています。
青田先性さんはTwitterを使っています: “本当に止めてください!このままではゲイビデオ業界は衰退します!監督、デザイナー、モデル、スタッフ、DVD販売ゲイショップの店員さん、正規で購入している人、みんな本当に悲しんでいます。切実です。お願いしますm(_ _)m
男女向け作品よりも市場規模が小さく、違法アップロード&ダウンロードの影響を強く受けてしまうとみられる同性愛者向けビデオ業界。
なお、ゲイ・エロティックアートの巨匠、田亀源五郎氏もかつて自身のツイッターでゲイマンガは原稿料が安く、単行本になっても売れないにもかかわらず、ネット上に平気で全ページがアップされることなどに対する憤りを表明していました。