Amazon.co.jpでベストセラー1位を相次いで獲得し続けているモバイル周辺機器メーカー・AnkerがBluetooth対応ポータブルスピーカー「Anker SoundCore」に続くサウンド製品第2弾として、安価なBluetoothイヤホン「Anker SoundBuds Sport」を発売したため、さっそく使ってみました。詳細は以下から。
◆防水、ノイズキャンセリング対応のスポーツ向けイヤホン
まずはAnker SoundBuds Sportの特徴をおさらい。Bluetooth 4.0対応のイヤホンで、内蔵マイクで通話も可能。カラーバリエーションはブラック、ブルー、グリーンの3色で、本体価格は2599円です。
ネックバンド型なため、コードがわずらわしくなく、IPX4対応の防水機能により、スポーツで汗をかいても大丈夫なのが大きな特徴。CVC6.0のノイズキャンセリング機能で連続8時間にわたってクリアな音を聴き続けられます。
イヤーホックのおかげで耳から脱落しづらく、激しい動きでも困ることはありません。
◆実機を触ってみた
Ankerからレビュー用のサンプルを借りることができたので、さっそく開封。非常にスリムな箱に入って届きました。
製品には18ヶ月間の保証が付きます。
中身はこんな感じ。製品版ではAnker SoundBuds Sport本体以外にmicroUSB充電ケーブルおよびイヤーチップ(S、M、L)とイヤーホック(S、M、L)、フィットクリップ、トラベルポーチ、説明書が同梱されています。
Mサイズのイヤーホックとイヤーチップを着けたAnker SoundBuds Sport本体。なお、イヤーホックが不要であれば、取り外すこともできます。
右耳には電源ボタン
左耳前面には音量ボタン
左耳背面には充電用のmicroUSB端子があります
充電しているところはこんな感じ
ペアリングは電源ボタンを押し、スマホ側のBluetooth機器一覧にAnker SoundBuds Sportが表示されたらタップするだけです。
◆スポーツ向け以外にも活躍できる完成度、コストパフォーマンスはかなり高め
・装着感
初見で耳が痛くならないか不安だったイヤーホックですが、かなり柔らかい素材のため煩わしさは無く、耳の穴だけで支えるやり方やシュア掛けよりも自然な安定感を得ることができました。ただし耳に挿入する部分がもともと太く、Sサイズのイヤーチップを組み合わせても耳の中に圧迫感があったため、慣れるまでに少し時間がかかりそうです。
しかしネックバンド型であることも相まって、ダンベルベンチプレスや腕立て伏せ、ラジオ体操など、有線のイヤホンだとケーブルが邪魔になってしまうような運動を一通りこなしてみても、首を左右に激しく振ってみても外れるようなことはありませんでした。本来のスポーツ用途で考えると、かなり優秀な着け心地です。
・Bluetoothの安定性
30分以上にわたってSkype通話や音楽再生を試してみたものの、特に途切れるようなことはありませんでした。
・音質
今回はXperia Z3で視聴してみましたが、2000円台のBluetoothでこの音質なら十分といったところ。椎名林檎や戸川純から少女革命ウテナの合唱集、環境音楽、クラシックまで色々と試してみましたが、重低音を意識した音作りのため、ロック調の曲はかなりの迫力で再生できます。
ノイズキャンセリングはソニーの誇るデジタルノイズキャンセリングには及ばないものの、周囲の環境音を低減する程度の効果はあったため、スポーツだけでなく、通勤用途などでも活躍してくれそうです。
また、音量が十分にあるのもポイントで、音楽再生時はもちろん、音声通話時にも相手の声を十分聞き取れます。右耳部分にマイクがあることから、通話時にちゃんと声を拾ってくれるかどうかも気になるところでしたが、雑音環境下で通話できるかを試すため、「室内でBGMを流して手拍子しつつ通話する」という奇行に走ってみても、ちゃんと通話できました。
・まさかの即日完売、在庫はまもなく入荷
製品としての完成度もコストパフォーマンスも高めなAnker SoundBuds Sport。Amazon.co.jpでは発売初日に全色完売するほどの人気でしたが、Anker広報によると「現在最短納期での手配を行っている」とのことなので、まもなく在庫が復活することになりそうです。
Anker SoundBuds Sport(ブラック)
Anker SoundBuds Sport(ブルー)
Anker SoundBuds Sport(グリーン)
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