先ほどお届けした前編に引き続き、国の天然記念物に指定されている野生のシカたちと好きなだけ触れ合うことができる奈良公園で、鹿と戯れてみたレポートをお届けします。詳細は以下から。
桜の木の下や水辺でシカと戯れる観光客たち。
中には馴染みのシカがいる常連さんも。この舌を長く伸ばして鹿せんべいをねだるシカのニックネームは「ハムちゃん」だそうです。
ちなみにシカは人間がおじぎをすると、おじぎをし返してくれます。
ここにもまったりしているシカの群れが。
もぐもぐもぐもぐ、もぐもぐもぐもぐ……
そしていよいよ東大寺(大華厳寺)の南大門に到着。平安時代(962年)に台風で倒壊し、鎌倉時代(1199年)に復興された、800年以上の歴史を誇る門で、国宝に指定されています。
門の両脇には1203年に造立された国宝・金剛力士立像。
そんな歴史のある南大門の中でも、シカは特に気にしない様子で座っています。
門の中に入ると、いよいよ東大寺。
やはりシカがあちこちにいます
観光客にむらがるシカたち。
後ろ頭もかわいいです。
重要文化財の中門。
中にあるのが大仏殿(金堂)。こちらももちろん国宝です。
東大寺を出て、近鉄奈良駅に向かって歩く途中にも、たくさんのシカたち。
なお、今回鹿せんべいを求めて寄ってきた雌ジカの多くは妊娠中でお腹が大きく、一般財団法人 奈良の鹿愛護会公式ページによると、5月中旬~6月中旬に出産ラッシュを迎えるとのこと。初夏に行けばかわいいバンビに会えるかもしれません。