大画面5.7インチ液晶にXperia XZなどと同じ「Snapdragon 820」、4GB RAM、2100万画素カメラ搭載の高性能と、格安スマホのエントリーモデル並みの低価格を両立させた「Le Max 2」のレビューをお届けします。詳細は以下から。
これが今回解説する「Le Max 2」の箱。本体、USB Type-Cケーブル、USB-ACアダプタ、説明書、SIMスロット用のピンなどが封入されていました。
ACアダプタはQuickCharge 3.0対応。一般的なUSB 2.0ポートからの充電(5V/500mA、2.5W)の10倍近い、8V/3A(24W)の超高速充電が可能です。
Le Max 2はイヤホン端子非搭載のため、USB Type-Cを変換するコネクタが付属しています。
いよいよLe Max 2本体。5.7インチのWQHD(2560×1440)低温ポリシリコン液晶にSnapdragon 820、4GB RAM/32GB ROM、800万画素前面カメラを備えた、文字通りのフルスペックスマホです。
Xperia XZのRAMが3GBであることを考えると、4GB RAMはなかなかの大容量ではないでしょうか。
デザインはいたってシンプル。照度センサーとフロントカメラ(800万画素)がスピーカー部分を挟み込む形で配置されており、なんとなくベイマックスを思い起こさせます。
本体にはクリアケースが付属していました。
背面にはF値2.0・光学手ブレ補正採用の2100万画素カメラおよび指紋認証センサー、3100mAhバッテリー。
なお、指紋認証センサーは電源ボタンを兼ねていません。
底面にはスピーカーおよびUSB Type-C端子
音量および電源ボタンは本体右側面にあります。
さっそく電源を入れてみたところ。
5.7インチという大画面っぷりですが、WQHDの高解像度液晶のおかげで非常に高精細。
5.5インチ液晶を備えたiPhone 7 Plusと比べるとこんな感じ。ベゼルが狭いおかげで、本体の大きさはほとんど変わらないにもかかわらず、大画面を実現しています。
海外製のスマホですが、もちろん言語設定から日本語を選ぶことができます。
再起動するとこの通り。
完全に日本語化されるわけではないものの、Androidスマホを使ったことがあるなら誰でも分かるような項目ばかり。好みに合わせてディスプレイの色味を選べるほか、高音質化技術「Dolby Atmos」も利用できます。
本体下部にあるファンクションキーは左から「実行中のアプリ一覧」「ホーム」「戻る」の順番ですが、利用スタイルに応じて「戻る」「ホーム」「実行中のアプリ一覧」に変更することも可能。なお、アイコン(□や△)自体は変わらない点に注意が必要です。
AnTuTuベンチマークのスコアは133931。同じタイミングで測定したXperia XZ(141959)やisai Beat(143049)と比べると少し引けを取るものの、十分張り合える性能です。
「3D Mark Sling Shot using ES 3.1」のスコアは先日測定したXperia XZ(2521)以下、isai Beat(1944)の中間となる2272。5回テストを繰り返しても2100台を維持できているため、発熱を心配する必要は無さそうです。
技適マークを取得していない点に注意が必要なものの、Le Max 2は対応LTEネットワークも充実しており、auやソフトバンクのプラチナバンドLTEを含むBand 1/2/3/4/5/7/8/12/17/20/25/26のFDD-LTE(※あくまで対応バンドの話で、実際に利用できるかどうかは自己責任)をサポート。
さらにIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、ポケモンGOで話題となったジャイロセンサーも備えており、2016年11月12日現在、気になる本体価格はわずか2万2854円。フルスペックスマホとは思えないほどの低価格で販売されています。
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