Googleの携帯電話向けOS「Android」のシェアが初めて8割を突破しました。
Android Pushes Past 80% Market Share While Windows Phone Shipments Leap 156.0% Year Over Year in the Third Quarter, According to IDC – prUS24442013
調査会社「IDC」がまとめたレポートによると、2013年第3四半期(7~9月)の携帯電話出荷台数はAndroidが前年同期比51.3%の伸びを見せて2億1160万台に達し、81.0%のシェアを獲得したそうです。
携帯電話市場が成熟する中、Androidのシェアが8割を超えたのは初のことで、5~7インチのファブレット(スマートフォンとタブレットの中間に位置づけられる端末)が奏功。なお、ファブレットの出荷台数はスマートフォン市場の21%(前年は3%)を占めるまでに成長しています。
OSごとの内訳。iOSは販売台数こそ伸びているもののシェアを落とす形となり、Windows Phoneは前年同期比156%の伸長を見せてシェア3.6%に。Blackberryは過去最悪となる1.7%にまでシェアが下落しています。
このように、ただでさえ圧倒的なシェアの上に、512MBメモリでも動作するAndroid 4.4の登場によってさらなる伸びが期待されるAndroidですが、世界市場とは正反対にiOSが強いのが日本。
全国の量販店の4割をカバーする「BCNランキング」の2013年11月4日~11月10日集計分データでは、iPhoneがトップ10を独占する事態となっています。
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