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来年発売の新型iPhoneに有機ELの登載が囁かれる中、ジャパンディスプレイが新たなアプローチを採用した液晶を開発しました。詳細は以下から。
日本経済新聞社によると、ジャパンディスプレイがスマホ向けの見開き型液晶パネルを開発したそうです。
これは2枚ないし3枚の液晶パネルを連結し、本を見開くように大画面でコンテンツを楽しめるようになるというもので、ミネベアなどと協力してバックライトの形状を工夫し、フレーム部分の幅を1㎜以下にしたとのこと。
2枚のディスプレイを1枚のディスプレイに見立てて利用できるようにするほか、個別の画面を表示することも可能。かつてNECが発売した「MEDIAS W」は折りたたみタイプの本体外側に液晶が2枚付いている形でしたが、今回開発された液晶を使えば、本体内側に液晶を配置することができるようになるわけです。
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なお、同液晶を駆使した端末は、世界シェア上位の中国メーカーが2017年夏に発売する見込み。具体的なメーカー名は明かされていませんが、条件を当てはめて考えていくと、かねてからフラッグシップモデルにジャパンディスプレイの液晶を積極的に採用してきたHuaweiがまず挙げられます。
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しかし2画面スマホについては他の中国メーカーも興味を示しており、10月に開催された「CEATEC JAPAN 2016」ではLenovoが2画面スマホのコンセプトモデル「Folio」を展示。
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Xiaomiもディスプレイにこだわり、画面占有率91.3%を実現した驚愕のフレームレススマホ「Mi Mix」の発売にこぎつけているため、どのメーカーから発売されてもおかしくない状況となっています。
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見開ける液晶、JDIがスマホ向け 来夏発売 :日本経済新聞