任天堂の据置ゲーム機において、近年ずっと問題だったのが「サードパーティーからのソフトが出ないこと」。
自社タイトル以外のキラータイトルの不在は任天堂を苦しめ続け、Wii Uが史上稀に見る短命ハードとなることにもつながったわけですが、どうやらニンテンドースイッチでは状況が変わってくるようです。詳細は以下から。
NVIDIAのCEO、Jen-Hsun Huang氏が明かしたところによると、同社のTegraプロセッサを採用したニンテンドースイッチは、従来よりも他のプラットフォームからゲームを移植しやすくなっているそうです。
PS4やXbox Oneはx86ベース、ニンテンドースイッチはARMベースのCPUを登載しているため、移植にあたってハードルがあるとも考えられますが、どのゲーム機も近代的なGPUを採用していることから、シェーディングや基本的な機能といったアーキテクチャが共通化されているとHuang氏は指摘。
そのためゲームメーカー各社は、さらに数多くの顧客をターゲットにできる(=出荷本数が伸ばせる)ようになり、ゲーム自体のクオリティ向上を図れるとコメントしています。
なお、任天堂はニンテンドースイッチのさらなる詳細を2017年1月12日(日本時間の1月13日)に発表予定となっています。
Nvidia: Porting PS4, Xbox One, and PC games to Nintendo Switch is simple | GamesBeat | Games | by Jeff Grubb