国内最大手のジーンズメーカー、EDWIN(エドウィン)が事業再生ADR手続きを申請しました。詳細は以下から。
(株)エドウイン | 倒産速報 | 最新記事 | 東京商工リサーチ
東京商工リサーチの倒産速報によると、エドウィンおよびグループ会社16社が11月26日付けで事業再生実務者協会に対し事業再生ADR手続きの利用を申請したそうです。
エドウインは国内ジーンズメーカー最大手、エドウィングループの中核企業で1947年に「常見米八商店」として創業。
「EDWIN」ブランド以外に「SOMETHING」「C-SEVENTEEN」「Gold Rush」などを取り扱っているほか、アメリカの3大ジーンズブランドのうち「LEE」「Wrangler」の日本における商権も獲得しています。
しかし980円ジーンズにみられるファストファッションの台頭に加え、東日本大震災の影響などから近年の業績は伸び悩み、証券投資の失敗などによる200億円の損失隠しも報じられるなど、近年の業績は伸び悩んでいたとされています。
今後は事業再生ADRを通じて不適切な会計処理や再建計画について第三者的な検証が行われる予定で、継続しているスポンサー選定とともにエドウィングループの再建に向けての動向が注目されるとされています。
多くの人が見たことがあるであろう「503」シリーズのCM。ブラッド・ピットを起用し、ゴールデンタイムに流れていました。
EDWIN 503 – YouTube
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