「全身に金箔などを塗ると皮膚呼吸できなくて死ぬ」という話を聞いたことがある人がいるかもしれませんが、そんなことでは人間は死にません。詳細は以下から。
これは1964年公開の映画「007 ゴールドフィンガー」で、女優・Shirley Eaton(シャーリー・イートン)が全身を金箔で塗られて皮膚呼吸できず、死んでしまった女性の役を演じるためのメイクを施されている光景。
2時間を経て、全身が金箔で覆われた死体の出来上がりです。
しかし実際には皮膚呼吸できずに死ぬということはなく、Shirley Eatonも存命していますが、映画公開時に話題を呼ぶため「皮膚呼吸できずに死んだ」というウワサが流されたとのこと。これが今もなお続くウワサの背景にあると考えられています。
なお、皮膚呼吸できずに死ぬことは無いものの、全身に塗られたものによって外気を用いた体温調節ができなくなり、死に至る可能性は指摘されているため、何かを全身に塗りたくる行為そのものの危険性は認識しておいたほうが良さそうです。
How they Painted Bond’s Golden Girl | Messy Nessy Chic Messy Nessy Chic
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