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iPhone 8の月額料金をドコモ、au、ソフトバンクの新旧プランで比較、ライトユーザーはau一択&ウルトラギガモンスターに思わぬ伏兵も

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いよいよ明日発売されるiPhone 8。発売日に飛び付く人、iPhone Xとどちらにしようか迷っている人などたくさんいると思われますが、はたして月額料金が安いのはどの携帯電話会社なのでしょうか。
auやソフトバンクの新プランなどを踏まえて比較してみました。詳細は以下から。

◆ライトユーザーがべらぼうに安くなるau新料金プラン
まずは最安プランでの比較。今回比較に用いたのはiPhone 8の64GBモデル(MNP・新規契約時)で、可能な限りシンプルに比較できるようにするため、家族データシェアや光回線とのセット割引を除外し、ビッグニュースキャンペーンおよびギガ楽しもうキャンペーンなどの「すべてのユーザーが等しく受けられる条件での割引」のみを適用しています。
<旧料金プラン>
1.ドコモ(カケホーダイライト+データSパック)
端末代金(月額1323円)+通信料金(月額5940円)=月額7263円
2.au(スーパーカケホ+データ定額3)
端末代金(月額745円)+通信料金(月額6696円)=月額7441円
3.ソフトバンク(スマ放題+データ定額ミニ 2GB)
端末代金(月額720円)+通信料金(月額7020円)=月額7740円
<新料金プラン>
1.au(auピタットプラン シンプル)+アップグレードプログラムEX(a)
端末代金(月額1905円)+通信料金(月額2138円)+プログラム利用料(390円)=月額4433円(スーパーカケホ適用の場合、月額4973円)
2.ソフトバンク(ワンキュッパ割、スマ放題ライト+データ定額 ミニ1)
端末代金(月額3930円)+通信料金(月額2443円)=月額6373円
2年間の維持費総額で比較すると携帯各社の旧料金プランでは17~18万円になるのに対し、auピタットプランでは5万円以上安い11万9352円に。「ライトユーザーはau一択」と言っても過言ではありません。

一方で本日発表された月額1980円をうたうソフトバンクの「ワンキュッパ割」はスマホを割引一切なしで実費購入(iPhone 8 64GBモデルで9万4320円、一括購入割引なし)する必要があるため、2年間の維持費総額が16万4952円に達してしまう上、1GB以上利用した月は1GB/1000円の従量課金となるなど、お世辞にも薦められた内容ではありません。

◆一般的な利用シーンではauとソフトバンクが接戦
続いては一般的な利用シーンであろう5GBプランでの比較。従来プランでは月額25円差でソフトバンクとauが接戦を繰り広げています。
<旧料金プラン>
1.ドコモ(カケホーダイライト+データMパック)
端末代金(月額1323円)+通信料金(月額7560円)=月額8883円
2.au(スーパーカケホ+データ定額5)
端末代金(月額745円)+通信料金(月額7560円)=月額8305円
3.ソフトバンク(スマ放題ライト+データ定額 5GB)
端末代金(月額720円)+通信料金(月額7560円)=月額8280円
<新料金プラン>
1.au(auピタットプラン スーパーカケホ)+アップグレードプログラムEX(a)
端末代金(月額1905円)+通信料金(月額5918円)+プログラム利用料(390円)=月額8213円
2.ソフトバンク(スマ放題ライト+データ定額 5GB+半額サポート for iPhone)
端末代金(月額360円)+通信料金(月額7560円)=月額7920円
新料金プランでは月額300円差でソフトバンクが最安。ただしauピタットプランは3GBまでしか使わなかった月はマイナス1000円、5GBを大幅にオーバーした月でも20GBまでならプラス1000円で済むなど、利用するデータ量が変動してもカバーしてもらえます。

一方でソフトバンクは使うデータ通信量が少ない月でも料金は変わらず、逆に5GBをオーバーすれば1GB/1000円の従量課金。「毎月だいたい5GBで事足りるけれども、出張などで使いすぎる月や、逆にあまり使わない月もある」という人はauで契約した方がいいかもしれません。
◆20GBプランならauかソフトバンクの新プランで
一般的なヘビーユーザー向けの20GBプランを比較。旧プラン、新プラン共にauとソフトバンクが接戦を繰り広げる形になりました。
<旧料金プラン>
1.ドコモ(カケホーダイライト+ウルトラデータLパック)
端末代金(月額1323円)+通信料金(月額8640円)=月額9963円
2.au(スーパーカケホ+データ定額20)
端末代金(月額745円)+通信料金(月額8640円)=月額9385円
3.ソフトバンク(スマ放題ライト+データ定額 20GB)
端末代金(月額720円)+通信料金(月額8640円)=月額9360円
<新料金プラン>
1.au(auフラットプラン20 スーパーカケホ)+アップグレードプログラムEX(a)
端末代金(月額1905円)+通信料金(月額5940円)+プログラム利用料(390円)=月額8235円
2.ソフトバンク(スマ放題ライト+データ定額 20GB+半額サポート for iPhone)
端末代金(月額360円)+通信料金(月額8140円)=月額8500円
◆ウルトラギガモンスターに思わぬ伏兵、その名は「WiMAX 2+ルーター」
なお、「毎月20GBあっても全然足りない」という廃人級のスマホ利用者であれば、月額7000円(ギガ楽しもうキャンペーン適用で1年間6500円)で月間50GB使えるソフトバンクの「ウルトラギガモンスター」がオススメ。1万円を割り込むお得っぷりです。
1.ソフトバンク(スマ放題ライト+ウルトラギガモンスター+半額サポート for iPhone)
端末代金(月額360円)+通信料金(月額9180円)=月額9540円

auやドコモは追従せず、超大容量プランではソフトバンクの独壇場かと思っていたところ、とんでもないことが発覚。ウルトラギガモンスターを契約するよりも、最安プランで契約したau版iPhone 8+WiMAX 2+ルーターを組み合わせた方が大容量通信を使えて安上がりになってしまいました。
2.au(最安プラン+WiMAX 2+フラットforDATA EX)
iPhone 8本体+通信料+アップグレードプログラムEX(月額4433円)+WiMAX 2+(月額4730円)=月額9163円

先日のアップデートで下り最大558MbpsのWiMAX 2+を利用できるようになった「Speed Wi-Fi NEXT W04」。1日あたり3.3GB(1ヶ月換算でウルトラギガモンスターの2倍となる100GB)通信しても速度制限されない上、昼間は実質的な完全無制限。うまくすれば固定回線代わりにも使える上、速度制限発動時でも1Mbpsで通信できます。

また、WiMAX 2+ルーターとauスマホを契約すると「auスマートバリューmine」が適用され、利用料金がさらに割り引かれるのもアドバンテージ。「LTEオプション」を組み合わせれば、WiMAX 2+のエリア外でも通信できるため、死角はありません。
◆ライトユーザーなら間違いなくau、超ヘビーユーザーはニーズに合った選択を
新プラン登場によって、なかなか面白い結果となった今回のiPhone 8料金比較。ライトユーザーに向けたプランでは、auがかなりの頑張りを見せる形となりました。料金、サービス、サポートを総合的に考えれば格安スマホ事業者とすら余裕で戦える内容です。
最新OSのアップデートが手厚いため製品寿命が長く、老若男女誰にとってもインターフェースが分かりやすいiPhoneと低廉な新料金プラン、そしてauショップなどを通じたサポートの充実度合い。
これらを踏まえると、日ごろ家にいてあまりデータ通信をせず、スマホをあまり買い替えない主婦や高齢者などのライトユーザーにはau版iPhone 8とauピタットプランを薦めてまず間違いありません。

また、超大容量プラン分野では「ウルトラギガモンスター」のソフトバンクがリードしていますが、前述のように「WiMAX 2+ルーターを組み合わせた方が安くなる」というケースもあるため、自分の利用シーンをしっかり見極めた上で検討した方が良さそうです。

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