KDDI傘下となったBIGLOBEがMVNO事業を「BIGLOBEモバイル」という名称に統一し、新たなスタートを切った発表会の様子をお届けします。詳細は以下から。
◆発表会の様子
9月28日に都内で行われたBIGLOBEモバイル事業方針および新CM発表会。
KDDIでソリューション事業を担当してきた有泉健氏が代表取締役社長に就任したBIGLOBE。
BIGLOBEといえばパソコン通信時代からの歴史を持つ、由緒あるプロバイダです。
「安全、安心」という信頼性を獲得することに成功しているBIGLOBE。光コラボやMVNO開放の波を受け、事業は着実に成長しています。
そんなBIGLOBEのロゴが9月28日をもって刷新。
MVNO事業は「BIGLOBEモバイル」へと一本化され、「SIM替え」市場の成長を狙った戦略へとシフト。
実際に街頭でインタビューを行ったところ。格安SIMへのニーズは高まりを見せています。
BIGLOBEモバイルなら家族間で容量をシェアできる「シェアSIM」や……
YouTubeやGoogle Play Music、Apple Musicなどのサービス利用時に通信量をカウントしない「エンタメフリー・オプション」を提供中。
本日提供の「エンタメSIM」では音声通話付き3GBのSIMとエンタメフリー・オプションのセットが24ヶ月間100円引きの月額1980円で利用できるようになります。
なお、BIGLOBEモバイルではただ単純にストリーミングサービスが使い放題というわけではなく、かつての親会社だったNECが開発したトラフィック制御技術を活用。表示品質や視聴の快適さを維持しつつ、ネットワークへの負担を下げることができます。
その実力は以下の動画を見れば一目瞭然です。
さらにBIGLOBEで培ったサポートを、MVNO事業に生かすことも。
新たに公開された新CMは染谷将太、池松壮亮、山本美月主演で、通信制限の脅威を分かりやすく映像で表現しつつ、SIM替えを訴求するもの。合言葉は「Bでいこう」です。
◆質疑応答
質疑応答ではau回線を用いたサービスの提供に向けた準備が進められていることが明かされました。
マイナビニュース大沢:
このタイミングでコーポレートロゴを変えた理由は?BIGLOBEモバイルに名称変更した理由は?
BIGLOBE:
実はBIGLOBEは2年間このような発表会を行ってこなかったため、もう一度社員一同奮起して信頼というバリューを高めようと思い、コーポレートロゴを刷新しました。単一のサービスブランディングを行うため、「BIGLOBEモバイル」に統一した。
フリー石川:
KDDI傘下になったが、au回線を使うのか。フリーテルを楽天が買収したような事態は起きるのか。
BIGLOBE:
まずはブランドを磨くところ、差別化に集中しているため、買収の話は考えていません。現在はドコモ回線を利用しているが、お客様に複数の選択肢を持たせるということは考えており、au回線を使う準備は進めている。
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