1ルクスの環境で[色も形もはっきり識別できる写真」が撮れ、光学3倍ズームも可能。メインカメラは4000万画素でISO感度は102400。そんなバケモノじみたトリプルカメラスマホが正式発表されました。
はっきり言って頭2つ3つ抜けています。詳細は以下から。
いよいよお披露目されたHuawei P20、P20 Pro。
大自然を意識したカラーリングが採用されており……
トワイライト、ピングゴールド、ミッドナイトブルー、グラファイトブラックから選べます。なお、P20にはシャンパンゴールドもラインナップ。角度によって色味が変わる美しいボディです。
P20には770nitという圧倒的な明るさを実現した5.8インチRGBWフルビューディスプレイを採用。
P20 Proは6.1インチのフルビュー有機ELです。
Galaxy S9、iPhone Xと比べるとこんな感じ。同じディスプレイサイズのはずが、意外と面積が違います。
指紋センサーはスワイプ機能などを備えたエッジレス仕様
ノッチがiPhone Xより小さいのもポイントです。
P20のバッテリーは3400mAh。iPhone X(2716mAh)、Galaxy S9(3000mAh)を圧倒しています。
P20 Proに至ってはS9+より500mAhもバッテリーが大きくなっています。
P20 ProはIP67もサポート
Huawei P20シリーズはAIを活用し、美しい写真を撮ることができます。
ライカレンズ採用で1200万画素(F1.8、RGB)+2000万画素(F1.6、モノクロ)デュアルカメラを備えたHuawei P20。
センサーサイズはiPhone Xより61%、Galaxy S9+より22%大きい1.55マイクロメートルです。
フロントカメラは2400万画素。3Dポートレートライティングにより、高画質な自撮りを楽しめます。
DXOMarkのスコアはHuawei P20が102。これだけでも十分すごいと思われますが……
Huawei P20 Proはそんなものではありません。
4000万画素のメインカメラ(RGB)、2000万画素のサブカメラ(モノクロ)、800万画素の光学3倍ズームカメラのトリプルカメラ構成。はっきり言ってとんでもない仕様です。
センサーサイズも1/1.7インチとスマホにしてはかなり大型。
ISO感度102400という、にわかには信じがたい数字を出しました。
1ルクス環境での撮影比較はこんな感じ。iPhone Xとは一体……
実際に撮った写真のお披露目も行われました。
光学3倍ズームカメラによって、離れていてもディティールのハッキリした写真が撮れるHuawei P20 Pro。
動き認識、ゼロシャッターラグによって撮りたい瞬間を逃しません。
ライカ協力の下、ピクセルレベルで色を最適化できる色温度センサーを独占的に実装しています。
AIで被写体を認識し、最適な撮影モードに切り替えるだけでなく……
EIS(電子手ブレ補正)やOIS(光学手ブレ補正)の上をゆく「Huawei AIS(AIを使った手ブレ補正)」を実装することで「三脚なしの手持ちの状態で夜景を撮れる」という離れ業を成し遂げています。
Galaxy S9+との圧倒的な差を見せつける一幕も。
AISによる手ブレ補正は動画でも有効。これでもかとばかりにiPhone Xを叩きのめしにかかります。
DXOMarkのスコアはP20(102)やGalaxy S9+(99)。Mate 10 Pro(97)を大きく引き離す109。写真単独では114と、圧倒的すぎる数値を叩き出しています。
Mate 10 Proと同じAI対応プロセッサ「Kirin 970」を採用。
大容量バッテリーにAIによる電力管理、低消費電力を組み合わせたことで、圧倒的な長時間駆動を実現しています。
急速充電技術「Huawei Super Charge」によって大容量バッテリーを30分で58%まで充電できます。
AIの使い方はカメラや電力管理だけでなく、音声認識を使ったネットショッピングや……
ノイズキャンセリングにまで用いられます。それにしてもiPhone Xのディスられっぷりはものすごい。
さらにスマホやパソコン、Macとの間で高速にファイルをやりとりできる「Huawei Share 2.0(最大96Mbps、BluetoothとWi-Fiを利用)」も利用可能。
ほかのAndroidスマホやiPhoneから簡単に移行できる「Huawei Phone Clone」を使うと、iPhoneのようにHuaweiスマホからHuaweiスマホへのバックアップ→リストアができます。
さらに音響周りも充実。最大990Kbpsで通信できるハイレゾオーディオ用のワイヤレス規格「HWA」には、多くの音響メーカーが賛同を示しています。
ドルビーアトモスやドルビーAC-4まで対応。画質、音質ともに妥協しないスマホです。
通信技術で先を行くHuaweiらしく、デュアル4G/デュアルVoLTE対応で4×4 MIMOもサポート。下り最大1.2GbpsのLTE通信に対応しています。
各機種用のオシャレ感あふれるカバーや完全ワイヤレスイヤホン「Huawei FreeBuds」、アクティブノイズキャンセリングイヤホンなどのオプション品も発売されます。
各機種をざっくり紹介。決して1色に見えない「トワイライト」は本当に素敵です。
また、派生モデルとしてポルシェデザインの「Huawei Mate RS」も発売。
6インチ有機ELパネルやトリプルカメラ、防水機能、デュアルスピーカーなどを備えています。
Huawei P20の本体価格は4GB RAM/128GB ROMモデルが649ユーロ(約8万5000円)で本日発売。
Huawei P20 Proの本体価格は6GB RAM/128GB ROMモデルが899ユーロ(約11万8000円)で4月6日発売です。
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