シャープが2018年のフラッグシップスマホおよびSIMフリー向け最新モデルを発表しました。
ブランドを刷新して各キャリアごとの差異を無くし、フラッグシップモデルの発売間隔を年1機種にして開発資源を集中させることで「国内設計、Androidアップデートを2年間保証する」というコンセプトとなった「AQUOS R」シリーズが大幅にパワーアップしています。
◆AQUOS R2
AQUOS R2本体。AQUOS R(5.2インチ)と同じ幅にもかかわらず、6.0インチWQHD+(3040×1440)ハイスピードIGZOディスプレイを搭載。正面から見ると真っ黒になることが多い最近のスマホですが、あえて正面に色の違いが出るようにしてあります。
手になじむサイドデザイン「Emotional edge」は踏襲。ひねり強度が40%向上しました。
進化したポイント。Snapdragon 845、4GB RAM、64GB UFS ROM搭載でAQUOS Rと比較して処理速度が向上したにもかかわらず、放熱性能は約2倍・最高性能持続時間は約7倍に進化しています。
ゲームプレイがさらに快適になりました。
実際に触ってみたところはこんな感じ。
ただでさえぬるぬるなハイスピードIGZOディスプレイはAQUOS R比でさらに25%ぬるぬるに。
ハイスピードIGZOをオフにした状態(左)とオンにした状態(右)を比較すると、スクロール時の字の読みやすさが段違いです。
デモアプリでも一目瞭然。
こんなにもぬるぬる動くポケモンGO、初めて見ました。
スマホで初めてドルビービジョンとドルビーアトモスに対応しました。
ドルビーアトモスはヘッドホン利用時に適用されます。
構造はこんな感じ
2260万画素の「標準カメラ(22mm広角、F1.9ハイブリッドオートフォーカス、光学式手ブレ補正)」と動画撮影用の最大135度、超広角19mmの「ドラマティックワイドカメラ(1600万画素、F2.4ディープフォーカス、電子式手ブレ補正)」のデュアルカメラ構成。動画を撮影しながら写真を撮影することもできます。
アウトドアで臨場感たっぷりの動画を楽しめるドラマティックワイドカメラ
風切り音もカットできます。
AIでシーンを判別して自動的に最適な撮影モードを選択してくれます。
AIが自動でベストなシーンでシャッターを下ろしてくれる「AIライブシャッター」を使えば、動画を撮影しながら人間業ではできないカットの写真を楽しめます。
カメラのインターフェースはこんな感じです。
作例はこんな感じ。
AQUOS R2の魅力が一目で分かるムービーはこちら。所有欲をかき立てられる完成度であることが伝わるのではないでしょうか。
カラーバリエーションは5色。
◆AQUOS Sense Plus
5.5インチフルHD+(2160×1080)IGZOディスプレイ、Snapdragon 630、3GB RAM、32GB ROM搭載。「AQUOS Sense」よりワンランク上の性能を求める層に向けたSIMフリー専用機なのでキャリアからは発売されない予定です。
フラッグシップのAQUOS R、エントリー~ミドルレンジの中間にあたるAQUOS Senseと異なり、ハイミドルに位置付けられるAQUOS Sense Plus。
Snapdragon 630以外にも快適な通信を実現するキャリアアグリゲーション&混雑を気にせず使える5GHz帯のWi-Fiや、1640万画素カメラなど、ワンランク上の性能に。
ディスプレイは18:9に、DCI対応で色も鮮やかになりました。
従来機と画面サイズを比べるとこんな感じ。5.0インチスマホと変わらない幅で、5.5インチを実現しています。
防水防塵、おサイフケータイなど、日本人が求める機能もばっちりサポート。格安スマホ初心者が安心して使えるモデルです。
実際に触ってみたところ。
Snapdragon 808スマホと処理速度を比べてみたところ。その差は歴然です。
AQUOS RとAQUOS Sense Plusを並べるとこんな感じです。
新たに「AQUOS Sense Plus」が加わったことを受け、現状でのシリーズの位置付けをまとめると以下になります。
AQUOS Rシリーズ:ハイエンド、Snapdragon 8xxシリーズ搭載
AQUOS Sense Plusシリーズ:ハイミドル、Snapdragon 6xxシリーズ搭載
AQUOS Senseシリーズ:エントリー~ミドル、Snapdragon 4xxシリーズ搭載
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