発売当時世界最高画質のカメラを搭載していたフルスペックスマホ「HTC U11」の新品未使用品が、なぜかオークションサイトで投げ売られています。詳細は以下から。
まずは軽くHTC U11をおさらい。5.5インチWQHD(2560×1440)Super LCD 5液晶にSnapdragon 835、4GB RAM/64GB ROM、3000mAhバッテリーに加え、ボディに角度ごとに色味が違って見える「リキッド・サーフェイス」ガラスを採用した美しいスマホです。
背面にはF値1.7、1.4μmピクセルの1200万画素カメラ採用。5軸制御光学手振れ補正(OIS)、一眼レフのようにすべてのピクセルをPDAF(像面位相差オートフォーカス)を用いた「ウルトラスピード・オートフォーカス」などの技術によって、グローバルなカメラ評価機関「DxOMark」のモバイル端末部門で世界最高評価となるスコア90を叩き出しました。
今でも十分高性能と言えるHTC U11。しかし楽天のオークションサイト「ラクマ」では、なぜかSIMロック解除済みの新品未使用品が3万5000円前後で販売されています。
すでに落札済みのものを含めて表示してみるとこんな感じ。結構な台数が出品されていたことが判ります。
白ロム販売サイト「ムスビー」でも、ほぼ同じ価格帯です。
どのような経緯でこれだけ大量出品されているのかは不明ですが、一つハッキリしているのが「新品未使用品はすべてソフトバンク版」ということ。
後継機種となる「HTC U12+」をソフトバンクが取り扱っていないことを考えると、もしかするとソフトバンク版HTC U11の売れ行きが想定以上に芳しくなく、在庫処分のために叩き売られたものがオークションサイトなどに流れたのかもしれません。