先日お届けしたカメラ比較記事（第1弾、第2弾、第3弾）に続いて、2018年夏スマホの性能一斉比較をお届けします。
対象機種はXperia XZ2 Premium、Huawei P20 Pro、Galaxy S9+、AQUOS R2、HTC U12+、ZenFone 5/5Z、Huawei honor 10、Huawei P20 lite。カメラ比較とは全く異なる結果となっています。詳細は以下から。
◆ZenFone 5Z、Honor 10のスコアがとんでもないことに
今回比較に使ったのは「AnTuTuベンチマーク v7.0.9」。今回は計測結果をハイエンド、ミドルレンジ～エントリークラスで分けて掲載します。
・ハイエンドスマホ
最新プロセッサ「Snapdragon 845」を備えたモデルが並び立つ中、スコア27万でトップに躍り出たのはZenFone 5Z。Galaxy S9+すらぶち抜いてダントツの1位となった一方、カメラ比較で1・2を争ったHuawei P20 Pro（Kirin 970搭載）のスコアは20万と1世代前の水準になりました。
他のSnapdragon 845スマホよりやや低めのスコアとなったXperia XZ2 Premium。4Kディスプレイのせいかもしれません。
・ミドルレンジ～エントリースマホ
ハイエンド以外のスマホではスコア20万を叩き出したHuawei Honor 10の圧勝。4万円台でこのスコアはかなりのものです。ZenFone 5もSnapdragon 363搭載スマホにしては高い14万。高コスパと言われるHuawei P20 liteですが、8万台というスコアを見る限り、値段相応なのかもしれません。
◆本来の性能を引き上げるZenFone 5シリーズの「AIブースト」
ちなみにZenFone 5シリーズが高めのスコアを叩き出したのは、ひとえに処理能力を引き上げる「AIブースト」によるもの。バッテリー消費量が上がるというデメリットもあるものの、「必要に応じて任意で処理速度を変えられる」というのは大きなアドバンテージです。
Snapdragon 845スマホとしては異例の低価格となる6万円台（GO! UPGRADE 5 ZenFone 5キャンペーン適用時）となるZenFone 5Z。ゲーマーにもオススメできる1台です。
