またiPhoneが高くなりそうです。詳細は以下から。
読売新聞社の報道によると、KDDIが「アップグレードプログラムEX」として提供している実質的な4年縛りを打ち切る方針を固めたそうです。
これは48回払いでスマホを買って2年後の機種変更時に返却すると残債がゼロになる、言うなればスマホ本体価格の負担を半分にするもの。
しかし同プログラムを用いて機種変更すると再び4年契約で縛られるため、利用者が他社に乗り換えるのは難しくなると総務省や公正取引委員会などが懸念していました。
アップグレードプログラムEX/EX(a) | スマートフォン・携帯電話 | au
確かにユーザーの流動性が下がってしまうものの、本体価格が10万円を余裕で超えるハイエンドスマホを手軽に利用できるというメリットがあったのも事実。
「縛られてもいいからハイエンドスマホを安く使いたい」という層にとっては、さらなる負担増を強いられる未来すら見えます。
一気に700を超える事業者が参入し、レッドオーシャン化してしまったMVNOになんとしてもユーザーを送り込みたい総務省の思惑が垣間見える今回の動き。
そのツケを支払わされるのが一般ユーザーとなるのだけは、避けてもらいたいところです。
・関連記事
技適強化を打ち出した総務省、今度は公衆無線LANの規制を強化へ | BUZZAP!(バザップ!)
夜になると激遅になる「フレッツ光」問題、総務省があまりにも仕事をしていなかった | BUZZAP!(バザップ!)
「総無能」こと総務省・高市大臣、スマホ安売り規制で負担増の声に「使う側の選択肢は増えた」と謎反論 | BUZZAP!(バザップ!)
総務省が「技適マーク」さらに強化へ | BUZZAP!(バザップ!)
スマホ値引き規制で携帯出荷が過去最低に、国内メーカー大打撃も総務省はさらに規制強化へ | BUZZAP!(バザップ!)