スマホを一括払いで購入できなくなりつつあります。詳細は以下から。
Buzzap!編集部が注目したのが以下のツイート。「ユーザーに48回払いでスマホを購入させないと、ソフトバンクから代理店への各種奨励金が支払われない(=タダ働き)になる」というものです。
いいじゃん。禿は48割賦じゃないと各種奨励金全部支払い対象外になる。
— ぶるり☆ガジェット (@koki106_1108) 2018年10月7日
そこで業界関係者に確認してみたところ、「全ての奨励金が支払い対象外とはならないものの、MNP契約を獲得したことで得られる奨励金などは支払われなくなる」とのこと。
つまりソフトバンクが48回払い+半額サポートでのスマホ購入を実質的に代理店に強制していることになります。
「一括○円」でのスマホ販売を排除する意図や、2年経過後に他キャリアに移るのをなるべく防ぐ意図があるとみられる今回の施策。
端末代と通信費を分離する新たな料金プランの導入、iPhone XSシリーズをはじめとしたスマホ本体の高額化を踏まえると、48回払いを推進するのも無理からぬ話ではあります。
しかし一方で分割購入を強制すると、分割払いの審査をパスできず一括払いでスマホ購入を希望するユーザーなどが排除されてしまうため、賛否分かれることとなりそうです。
なお、代理店が提供するスマホ本体の割引を受けるために48回払いを選んでも、後日ソフトバンクショップなどで本体残金の一括払いを手配することは可能です。